尻焼温泉しりやきおんせん

長野原草津口から白砂川沿いに上流に向かい約16km、長笹川渓流沿いの山峡にある尻焼温泉の「川の湯」は、川そのものが大きな露天風呂となっている。痔の治療に特効があるといわれ、かつては、河原に穴を掘って臀部だけ湯につかる入浴療法や、温まった石の上に腰かける治療が行われていたため、「尻焼」と名付けられたという。現在は川をせき止めて造った露天風呂である。
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みどころ

川そのものが露天風呂の趣があり、非常に珍しい。無料でいつでも入れる。大雨や融雪等で増水すると入れないこともあるが、川に隣接した露天風呂で入浴できる。更衣室等はなく、水着で入浴する人も、裸で入浴をする人もいる。珍しさが先行するが、河川の周辺は人工物が目立つので、目隠しなどの工夫があるとさらに秘湯の雰囲気が生まれるだろう。(林 清)
関連リンク 一般社団法人中之条観光協会(WEBサイト)
参考文献 一般社団法人中之条観光協会(WEBサイト)
一般社団法人中之条観光協会(WEBサイト)
パンフレット「中之条 四万温泉郷 沢渡温泉郷 六合温泉郷」(一般社団法人中之条観光協会)

2020年04月現在

※交通アクセスや料金等に関する情報は、関連リンクをご覧ください。