白根山(草津白根山・本白根山)
上信越国境部にそびえ、本白根山(2,171m)と北側にある逢ノ峰(2,110m)、草津白根山(2,160m)からなる成層活火山である。文献に初めて現われる1783(天明3)年から現在まで、しばしば噴火活動を繰り返し、爆発のたびに草津の湯温が激変、また火山弾が火口付近に降り注いだこともあった。
草津白根山山頂部は一木一草もないむき出しの岩肌で、頂部周辺に直径1kmにおよぶ大火口があり、火口底には湯釜*をはじめとする火口湖*が美しい色を見せる。
本白根山と草津白根山の鞍部を志賀・草津高原道路(国道292号線)が走り、白根火山バス停から火口壁まで山腹を横切る遊歩道が作られているため登山は容易(2020(令和2)年6月現在、火山活動のため立ち入り禁止)で、国道292号線の中の観光ポイントになっている。火口壁からは上信越の山々と北アルプス連峰の雄大な展望が開ける。
草津白根山山頂、本白根山山頂へは有毒ガスの危険性もあり常時立ち入り禁止となっている。草津温泉・湯田中・万座・軽井沢の各方面から直通バスが火口付近の白根火山バス停まで入る。バス停には広いレストハウス・駐車場もある(2020(令和2)年6月現在火山活動のため駐停車禁止、立ち入り禁止、冬期は道路閉鎖)。
草津白根山山頂部は一木一草もないむき出しの岩肌で、頂部周辺に直径1kmにおよぶ大火口があり、火口底には湯釜*をはじめとする火口湖*が美しい色を見せる。
本白根山と草津白根山の鞍部を志賀・草津高原道路(国道292号線)が走り、白根火山バス停から火口壁まで山腹を横切る遊歩道が作られているため登山は容易(2020(令和2)年6月現在、火山活動のため立ち入り禁止)で、国道292号線の中の観光ポイントになっている。火口壁からは上信越の山々と北アルプス連峰の雄大な展望が開ける。
草津白根山山頂、本白根山山頂へは有毒ガスの危険性もあり常時立ち入り禁止となっている。草津温泉・湯田中・万座・軽井沢の各方面から直通バスが火口付近の白根火山バス停まで入る。バス停には広いレストハウス・駐車場もある(2020(令和2)年6月現在火山活動のため駐停車禁止、立ち入り禁止、冬期は道路閉鎖)。
みどころ
草津白根山と本白根山は距離的には近いが雰囲気は異なり、それぞれ特徴がある。草津白根山の東側の遠くからでもわかる白い山肌、草津温泉街の所々から見える白い雪をかぶった草津白根山の姿は迫力がある。
本白根山南側、国道146号の長野原町から吾妻川に下る道の途中から見る、本白根山のすそ野の広がりの雄大さも、見どころのひとつである。本白根山山頂周辺はコマクサ群落が美しい。
草津白根山から渋峠間の国道292号線の景観のすばらしさ、春の雪の回廊、途中の展望台からの芳ヶ平方面の景観、渋峠から志賀高原方面の景観もすばらしい。積雪期は道路閉鎖となるが、4月下旬の除雪後開通時には雪の壁の回廊となる。
本白根山山頂は火山ガスのため以前から立ち入り禁止。草津白根山山頂部は高山植物保護のため立ち入り禁止であるが、積雪期のスノーシューでは入山できるのでガイド付きツアーで登頂できる。(2020(令和2)年現在、火山活動のため立ち入り禁止)(林 清)
本白根山南側、国道146号の長野原町から吾妻川に下る道の途中から見る、本白根山のすそ野の広がりの雄大さも、見どころのひとつである。本白根山山頂周辺はコマクサ群落が美しい。
草津白根山から渋峠間の国道292号線の景観のすばらしさ、春の雪の回廊、途中の展望台からの芳ヶ平方面の景観、渋峠から志賀高原方面の景観もすばらしい。積雪期は道路閉鎖となるが、4月下旬の除雪後開通時には雪の壁の回廊となる。
本白根山山頂は火山ガスのため以前から立ち入り禁止。草津白根山山頂部は高山植物保護のため立ち入り禁止であるが、積雪期のスノーシューでは入山できるのでガイド付きツアーで登頂できる。(2020(令和2)年現在、火山活動のため立ち入り禁止)(林 清)
補足情報
*湯釜:以前の噴火の火口湖で直径300m。エメラルドグリーンの湖水をたたえており、白根山のシンボルとなっている。湖水は強酸性(PH1.2)で底から熱いガスが噴き出し温められているので「湯釜」と呼ばれている。
*火口湖:噴火口に水をたたえてできた湖。
*火口湖:噴火口に水をたたえてできた湖。
関連リンク | 草津温泉ポータルサイト(一般社団法人草津温泉観光協会)(WEBサイト) |
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関連図書 | 深田久弥著『日本百名山』新潮社 |
参考文献 |
草津温泉ポータルサイト(一般社団法人草津温泉観光協会)(WEBサイト) 草津町(WEBサイト) 『草津町勢要覧2018』草津町 |
2020年04月現在
※交通アクセスや料金等に関する情報は、関連リンクをご覧ください。