惣宗寺(佐野厄除大師)そうしゅうじ(さのやくよけだいし)

開基は藤原秀郷と伝えられ、佐野城跡のある春日岡にあったが、1600(慶長5)年、佐野城築にあたり現在の地に移転した。
 境内は広く、本堂、鐘楼など古い堂宇が建つ。境内の北西部に東照宮が祀られ、本殿・拝殿・唐門・透塀が県の文化財に指定されている。江戸時代後期の建築様式が随所にうかがえ、なかでも欄間、妻飾りの装飾彫刻は見事で、絢爛豪華な印象を与える。ここにある東照宮は、徳川家康の遺骸を久能山から日光に改葬する途中で、惣宗寺に1泊した関係から造営されたものである。
 墓地の一角には、足尾鉱毒事件の解決に奔走した田中正造の墓がある。
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みどころ

境内の緑は多くはなく、近年の修築で赤と金の色合いが特徴的な寺院となったが、田中正造の墓の周辺は、落ち着いた雰囲気が残る。
 日本で有数の厄除けの寺院として、多くの参拝客が訪れる。特に1月の大師祭にはたいへんな賑わいを見せる。
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補足情報

*厄除大師祭:1月1日~15日。
*川崎大師、西新井大師ととも佐野厄除け大師は三大厄除け大師と言われるのは、1970年代半ばころからで、市内や周辺地域で厄年になる人にダイレクトメールを送り、厄除けを勧めたのが始まりである。その後、テレビやラジオで厄除け大師の名を関東圏にまで広めていった。
関連リンク 佐野厄除大師(WEBサイト)
参考文献 佐野厄除大師(WEBサイト)

2022年06月現在

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