足利織姫神社あしかがおりひめじんじゃ

足利織姫神社は織姫山の中腹にある。参拝するには229段の石段を直登する。足の不自由な方は車 で大きく裏手に回って山頂まで行ける。山名は古くは「機神山(は たがみやま)」・「魚住山(うおずみやま)」などと呼ばれていた。
 1879(明治12)年、足利織物業の繁栄を祈って、市内の八雲神社境内から 遷宮された。織物の神八千々姫命と天御鉾命が祀られるようになった。簡素だった社殿も、足利銘仙の発展にともない、1937(昭和12)年、現在の社殿、社務所、手水舎、神楽殿ができあがった。社殿は当時 では珍しい鉄筋コンクリート造りで、花崗岩をふんだんに使用した。平等院 鳳凰堂をモデルに、寺社建築の第一人者小林福太郎が設計した。
 境内からは渡良瀬川と足利市街地を眼下に臨め、足利を代表する景勝地の 一つである。
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みどころ

平等院鳳凰堂をモデルにした朱塗りの神社が美しい。また、朱塗りの神社は背後の織姫山の緑を背景に、美しく映える。
 7つの縁を結ぶ神社として、地元の産業振興からも人気がある。(溝尾 良隆)
関連リンク 足利織姫神社(WEBサイト)
参考文献 足利織姫神社(WEBサイト)

2022年06月現在

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