滝尾神社たきおのじんじゃ

輪王寺行者堂から滝尾神社へ向かっていくと、「大小便禁制の碑」がある。ここから滝尾神社の神域に入り、筋違橋から白糸の滝が見える。さらに老杉の木立を縫って続き、苔むした石段の上に、石鳥居、楼門、拝殿、唐門、本殿などの華麗な社殿が立ち並ぶ。
 東照宮遷座以前は、二荒山神社、本宮神社とともに三社権現の一つとして庶民の信仰を集め、山内ではもっとも賑わう社であった。運試しの鳥居・縁結びの笹・子種石など、女神を祭る社らしく、愛にまつわる民間信仰の遺跡が多い。
 社殿は江戸初期の建築であるが、本殿奥に扉を設けて山を拝む山岳崇拝の形式をとどめている。本殿裏には神の降り立つ神木、三本杉が立つ。社殿の左手奥には酒の泉と呼ぶ池があり、酒造家の信仰を集めている。
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みどころ

生い茂る木々の中に立つ滝尾神社。苔むした石段の上に、石鳥居、楼門、拝殿、唐門、本殿などが立ち並ぶ。本殿は奥に扉を設けて山を拝む山岳崇拝の形式をとどめている。閑静で趣きのある境内である。本殿裏の「三本杉」、田心姫命の降臨したと伝えられている場所には、ひときわ神聖な雰囲気が漂う。
 境内には、「縁結びの笹」や子宝に恵まれ安産になるという「子種石」、「運試しの鳥居」などもある。喧騒を離れて訪れてみたい。
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補足情報

*大小便禁制の碑:庶民でもよめるように「大小へんきんせい」と記されている。
*運試しの鳥居:楼門前にあり、正面上部の丸い穴へ石を投げ、通り抜ければ願望成就。
*縁結びの笹:唐門前の石柵に囲まれた笹。この葉を親指と中指の2本だけを使って結べれば、意中の人と結ばれる。
*子種石:社殿の左手にある高さ1mの巨岩。この石に触れて祈れば子供を授かる。
*酒の泉:湯のみが添えてあり、飲むとかすかに酒の香りや味がする。この水をもとに酒を造ると、銘酒ができるといわれ、毎年11月はじめの卯の日に県内の醸造家が祈願祭を行う。
関連リンク 日光二荒山神社(WEBサイト)
参考文献 日光二荒山神社(WEBサイト)
行こう日光!日光旅ナビ(一般社団法人日光市観光協会)(WEBサイト)

2022年06月現在

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