道の駅うつのみやろまんちっく村みちのえきうつのみやろまんちっくむら

1996(平成8)年の開業当時は、事業主体が宇都宮市で、運営主体は宇都宮市を加えた第三セクターであり、宇都宮市農林公園ろまんちっく村と称していたように、農業関連のテーマ公園の色彩が強かった。現在は公設民営で、株式会社ファーマーズフォレストが運営している。
 当地は、東北自動車道と日光・宇都宮道路との分岐になる宇都宮ICからわずか5分という好立地により、しだいに各種の施設を付け加えながら、2012(平成24)年に道の駅として供用開始され、現在では、46万m2という大規模な敷地面積を活かし、老若男女、四季それぞれが楽しめる滞在体験型ファームパークとして人気を博している。
 園内は、10万m2の森で自然を体験できる「森のエリア」、買い物・食事などを楽しむ「集落のエリア」、芝生広場、ドッグランのほか、3万m2の広大な農場「ろまんちっくファーム」のある「里のエリア」に分かれる。集落のエリアには、温泉・プールを備えた宿泊棟「ヴィラ・デ・アグリ」も整備されている。
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みどころ

好立地で様々な事業が行われ、いずれも成功している。豊富な地場産野菜の販売や四季に応じた収穫体験の実施など、農業が盛んな栃木県らしい施設で、地域性を感じる。46万m2(東京ドーム10個分)という広大な敷地に、農産物直売所や地物の食材が楽しめる飲食店だけでなく、体験農場や森遊び、ドックラン、温泉やプールに宿泊施設があり、各種の楽しみ方ができるので、1日たっぷりと時間をとって過ごしたい。家族連れで1日中、十分に楽しめる滞在体験型ファームパークである。(溝尾 良隆)
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補足情報

*大谷資料館へは無料でバスを運行するなど、密に連携している。
関連リンク 道の駅うつのみやろまんちっく村(WEBサイト)
参考文献 道の駅うつのみやろまんちっく村(WEBサイト)
パンフレット「道の駅うつのみやろまんちっく村」

2022年06月現在

※交通アクセスや料金等に関する情報は、関連リンクをご覧ください。