かみね公園・平和通りのサクラかねみこうえん・へいわどおりのさくら

平和通りは日立駅中央口から国道6号まで約1km、幅員36mの日立市のメインストリート。1951(昭和26)年から沿道にサクラが植えられはじめ、現在では約120本のサクラが満開時には道路を覆うように咲き誇る。日立さくらまつりの中心会場となり、ユネスコ無形文化遺産である日立風流物(山車)なども披露される。
 かねみ公園は日立駅の北方約2km、自然の丘陵地を利用して、1957(昭和32)年に開設された都市公園。約15万m2の園内には頂上展望台、動物園*、遊園地、レジャーランド*、郷土博物館、吉田正音楽記念館*、屋内温水プールなどがある。公園内には約35種類約1,000本の桜が植えられ、4月上旬には花見客で賑わう。緑黄色の花の「御衣黄」や黄緑色の花の「鬱金(うこん)」、また日立市国有の桜品種である「日立紅寒桜」を見ることができる。平和通りとかねみ公園のサクラは併せて「日本さくら名所100選」にも選ばれている。
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みどころ

平和通りのサクラの満開時には、まるでピンクのトンネルが続くような見事な景観になる。さくらまつりの期間中は、沿道に屋台が出て、広場ではイベントも開かれ、お祭り気分を盛り上げてくれる。
 かねみ公園のサクラは、太い桜が立ち並んでおり、迫力がある。満開時には公園の丘がピンクに染まるなか、日立市街地を眼下にして、果てしなく広がる、太平洋の大眺望が楽しめるほか、公園頂上の展望台からの夜景は日本夜景遺産にも認定されている。
 公園内にはファミリーで楽しむことができる施設が各種用意されており、終日過ごしても飽きない。(志賀 典人)
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補足情報

*動物園:1.9万m2、ウミウと爬虫類の「はちゅウるい館」を含め約100類540点の動物を展示。野生由来の展示動物の観察や小動物たちとのふれあいを通して「楽しく入って、学んで出られる動物園」を目指している。
*レジャーランド:太平洋、阿武隈山地、日立市街地を見渡せる大観覧車をはじめ、ドリームコースター、ゴーカート、メリーゴーランドなど、幼児、子供向けのアトラクションが多く、ファミリー向け。
*吉田正音楽記念館:国民栄誉賞受賞、日立市出身の作曲家吉田正の功績を称え、伝える記念館。昭和を代表する吉田メロディーが流れ、懐かしい映像などを視聴できる。5階には展望カフェがあり、寛ぎの時間を過ごせる。