あきた芸術村
JR秋田新幹線・田沢湖線角館駅から東へ約5kmにある複合観光・文化施設。同施設の中核となる「わらび劇場」では東北などを題材にしたオリジナル・ミュージカルの制作・上演を行うとともに、宿泊施設、温泉、地ビール工場、森林工芸館、農園*1などが併設されている。
同施設を運営している劇団わらび座は1951(昭和26)年に「民謡で戦後荒廃した日本人の心を癒したい」という創設者の原太郎が東京でわらび座の前身となる「海つばめ」を設立し、1953(昭和28)年に「新しい日本の歌と踊りの創造」を目指し民謡民舞の宝庫であるこの地に移転した。1974(昭和49)年には「わらび劇場」を建設。民俗芸能や文化芸術を通じて地域と共生するとともに教育活動にも力を入れてきており、民族舞踊・太鼓・演劇など様々なワークショップの開催や修学旅行の受け入れなど、積極的に取り組んでいる。わらび座は本拠地の同地以外でも全国で公演するほか、海外公演も行っている。
同施設を運営している劇団わらび座は1951(昭和26)年に「民謡で戦後荒廃した日本人の心を癒したい」という創設者の原太郎が東京でわらび座の前身となる「海つばめ」を設立し、1953(昭和28)年に「新しい日本の歌と踊りの創造」を目指し民謡民舞の宝庫であるこの地に移転した。1974(昭和49)年には「わらび劇場」を建設。民俗芸能や文化芸術を通じて地域と共生するとともに教育活動にも力を入れてきており、民族舞踊・太鼓・演劇など様々なワークショップの開催や修学旅行の受け入れなど、積極的に取り組んでいる。わらび座は本拠地の同地以外でも全国で公演するほか、海外公演も行っている。
みどころ
長年にわたり、地域に根ざした、ミュージカルなどの演劇や民族舞踊などを通じての地域との共生や教育文化活動について高く評価されている。修学旅行や体験型旅行で訪れる人も多い。豊かな自然の中で、演劇を楽しみ、ゆっくり温泉に浸かり、地ビールを楽しむのも良いだろう。
補足情報
*1 宿泊施設、温泉、地ビール工場、森林工芸館、農園:「温泉ゆぽぽ」には宿泊施設・温泉があり、客室は和室50室、洋室10室、泉質はナトリウム硫酸塩泉、泉温は36℃。レストランでは地ビールの「田沢湖ビール」を生産、提供している。森林工芸館ではオリジナル家具を制作・販売するとともに、陶芸や木工体験教室も開催している。農園ではブルーベリーの摘み取り体験もできる。家族で楽しめる場。
関連リンク | あきた芸術村(WEBサイト) |
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参考文献 |
あきた芸術村(WEBサイト) 劇団わらび座のあゆみ(WEBサイト) |
2023年07月現在
※交通アクセスや料金等に関する情報は、関連リンクをご覧ください。