仙台東照宮
仙台市青葉区、JR仙山線東照宮駅の北約200mのところにある。1654(承応3)年、仙台藩2代藩主伊達忠宗が建立した徳川家康を祀る神社。伊達藩の威信をかけて造られたこの仙台東照宮は、忠宗が数々の寺社を建造している中で、晩年を代表する大事業となった。
日光東照宮の建築様式である権現造ではなく、本殿と拝殿が別棟になっていることが特徴で、この本殿*のほか、石鳥居*、隨身門*、唐門・透塀(すきべい)*が国の重要文化財に指定されている。1655年(明暦元年)に始まった神輿渡御を行う「東照宮御祭礼」は370年以上続く祭りであり、現在は5年に1度開催されている。
日光東照宮の建築様式である権現造ではなく、本殿と拝殿が別棟になっていることが特徴で、この本殿*のほか、石鳥居*、隨身門*、唐門・透塀(すきべい)*が国の重要文化財に指定されている。1655年(明暦元年)に始まった神輿渡御を行う「東照宮御祭礼」は370年以上続く祭りであり、現在は5年に1度開催されている。

みどころ
境内には重要文化財に指定された5つの建造物があり、個々でも見ごたえのある建造物である。2層の重厚な随身門へ導く石段は重々しい。両サイドには37基の石灯籠が並ぶ。正面の唐門は華麗、透塀が囲み本殿には接することはできないが、荘厳なたたずまいは見てとれる。

補足情報
*本殿︓ケヤキ造りで、屋根は一重の入母屋造。当時大変貴重な七宝金具が使われるなど、堅実精巧な手法で造られた。
*石鳥居:忠宗の夫人の郷里、備前国犬島の花崗岩を運びこんで造られた。
*随身門︓けやきの素木造りの八脚門。2層の楼門形式で、左右に随身像を置く。
*唐門・透塀:唐門には鳳凰、麒麟、獅子の円形彫刻が施された扉が付いている。透塀は本殿の周りを囲む1周約80mの塀。透かし彫りが施されている。
*石鳥居:忠宗の夫人の郷里、備前国犬島の花崗岩を運びこんで造られた。
*随身門︓けやきの素木造りの八脚門。2層の楼門形式で、左右に随身像を置く。
*唐門・透塀:唐門には鳳凰、麒麟、獅子の円形彫刻が施された扉が付いている。透塀は本殿の周りを囲む1周約80mの塀。透かし彫りが施されている。
関連リンク | 仙台東照宮(WEBサイト) |
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参考文献 |
仙台東照宮(WEBサイト) 宮城県(WEBサイト) 宮城まるごと*探訪(公益社団法人 宮城県観光連盟)(WEBサイト) 旅東北(⼀般社団法⼈東北観光推進機構)(WEBサイト) |
2025年07月現在
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