松見の滝まつみのたき

十和田市の西、十和田湖の北部にあり、奥入瀬川支流である黄瀬川の上流の国有林内標高500mに位置する落差90mの滝である。 国道102号 から徒歩で片道約3時間ほど要し、かなり急勾配な箇所もあるのである程度の登山用装備や熊対策などそれなりの覚悟が必要。
 松見の滝という名前は滝の両側に自生する松からと言われており、滝は上下二段に分かれている。積雪のため冬期は近づけず、無積雪期でも長時間かかるので訪れるのが困難な滝の一つに数えられている。
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みどころ

滝の上部は絶壁でその間は鋭く切り裂け、V字の間を白流が2段となって向きを変えながら勢い良く落ちてくる。大自然の中の秘境の滝で落差は90mと言われているが、周囲の断崖絶壁があまりにも雄大なため、それ程高さがあるとは感じない。滝の両側は岩場であるが、松がへばりつくようで、その緑の枝葉が美しい。
 道中では美しいブナ林が広がり紅葉時は見事な紅葉である。天気が良ければ角度によって滝の周りに虹がかかることもある。
参考文献 -青森 秋田 岩手- 北東北山岳ガイド協会(WEBサイト)

2023年09月現在

※交通アクセスや料金等に関する情報は、関連リンクをご覧ください。