暗門の滝あんもんのたき

弘前駅から西へ約35km、車で約1時間の位置にあるアクアグリーンビレッジANMON*が滝の散策拠点施設である。ここから遊歩道で片道約1時間。津軽の母なる川「岩木川」の支流である暗門川にかかる3段の滝が暗門の滝である。
 3段の滝は上流から第一の滝、高さ42m、第二の滝37m、第三の滝は26mある。世界遺産緩衝地域内にあり、ブナの原生林も見ることができ、第二の滝までは観察のための道も様々整備されている。
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みどころ

暗門の滝までの遊歩道は入口からほど良く整備されており、暗門川の渓畔を溯って最初の「第三の滝」から「第二の滝」、そして一番上の「第一の滝」へと至る。道中は道すがら「白神山地」のブナ林を望めることができ、快適であるが、第二から第一の滝までの滝周辺は険しい岩壁に囲まれた上級者向けルートであり、ガイドの同行が必要となっている。
 暗門の滝の手前は目屋渓谷と呼ばれ、岩木川の源流の暗門の滝から白神山地ビジターセンターのある田代までの24kmの区間をいい、美しい渓谷美が車窓からながめることができる。途中にある津軽ダムの津軽白神湖では水陸両用バスやカヌーなどが楽しめる。
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補足情報

*アクアグリーンビレッジANMON:世界遺産白神山地の北東部の入り口にあり、「ブナ林散策道」、「暗門渓谷ルート」の出発地点である。「観光案内所」、「センターハウス」、コテージ・キャンプサイトなどの「宿泊エリア」があり、ガイドの手配も行っている。

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