ニペソツ山
東大雪の糠平湖北西に位置し、石狩連峰の最高峰標高2,013mの急峻な山容を持つ独立峰。溶岩の積み重なった岩場にエゾナキウサギ*が生息し、時折岩の隙間から姿を現すことがある。
2016年の台風被害により杉沢コースに至る林道が消失したため、現在は幌加温泉コースの登山道のみ利用可能となっている。
語源はアイヌ語の「ニペシ・オツ」でシナノ木の多いを意味するという。
2016年の台風被害により杉沢コースに至る林道が消失したため、現在は幌加温泉コースの登山道のみ利用可能となっている。
語源はアイヌ語の「ニペシ・オツ」でシナノ木の多いを意味するという。
みどころ
北海道で一番鋭く美しいピラミッドの山容を持つと言われている。深田久弥は登山したことがなかったため百名山に挙げなかったことを後悔している山の一つとして、日本百名山の後記で述べている。
山頂部は狭いが眺望はすばらしく、穏やかな壁の様に連続したトムラウシ山や十勝岳連峰を見ることができる。
ニペソツ山は糠平温泉から三国峠までの国道左側に見えるが、午後は逆光になるため午前中が望ましい。
山頂部は狭いが眺望はすばらしく、穏やかな壁の様に連続したトムラウシ山や十勝岳連峰を見ることができる。
ニペソツ山は糠平温泉から三国峠までの国道左側に見えるが、午後は逆光になるため午前中が望ましい。
補足情報
*エゾナキウサギ:ウサギ科の小動物で、甲高い鳴き声でよく鳴く。氷河期時代に繁殖したが、その後冷涼な山岳地帯に移り住むことで生き残ったと言われる。無風で暖かな日には、ガレ場の上で日光浴している姿を見せることが多い。
関連リンク | 上士幌町(WEBサイト) |
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参考文献 |
上士幌町(WEBサイト) 環境省(WEBサイト) |
2023年12月現在
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