大間町は、青森県北部、下北半島北端にある本州最北端の町。津軽海峡を隔て北海道との最短地点である函館市汐首岬とは約17.5kmに位置する。西側の海岸線に沿って平坦地が開けており、大間・奥戸・材木の3地区が漁港を中心とした集落を発展させ、宅地となっている。東は風間浦村、南はむつ市と佐井村と接している。
 海岸沿いを国道 279、338号線が通る。函館市と結ぶフェリーにより北海道との結びつきが強い。
 1864(元治1)年、イギリス商船が暴風雨で大間崎沖の弁天島に乗上げた時に地元漁民が赤ウシを提供したことが下北地方における牛の始まりといわれ、以来肉牛の飼育が盛ん。付近は好漁場でイカ、カレイ、タイ、ヒラメなどの漁獲の他、ノリの養殖も行われる。勇壮な 1 本釣りで名高い「大間のクロマグロ」はグルメのブランドとして人気が高く、町の象徴的存在となっている。
 本州最北端の大間崎、赤石海岸からの眺めが美しい。他にも町営観光牧場である西吹付山展望台シーサイドキャトルパークは漁火や函館の夜景も楽しむことができる。

観光資源一覧

大間崎の写真

大間崎 (青森県 大間町 )

下北半島の先端、北緯41度33分 本州最北端の岬で、大間崎と北海道との距離は、わずか17.5km。岬の先端には「本州最北端の地」の碑やマグロ一本釣りの町の「マグロ像」*などのモニュメントがあり写真撮影スポットとなっている。また岬から600m離れた海上にある弁天島と大間埼灯台が岬らしさを感じさせ、絶好の写真背景である。弁天島には赤く...