御代田町は、長野県中東部の町。日本屈指の活火山である浅間山の南麓に広がる地域にある。町域は標高800~1,100mの浅間火山南麓の裾野で、火山灰土壌が厚く堆積している。長野県の東の玄関口にあたり、東は軽井沢町に、西は小諸市に、南は佐久市に、北は群馬県嬬恋村に接している。しなの鉄道、国道18号が通じる。
 小田井地区は中山道の宿駅で江戸時代の宿場の形態をよく残し、民家の様式、用水路、宿はずれの枡形などがみられる。
 浅間山の山腹は県下の代表的な高原野菜の栽培地で、レタス、ハクサイ、キャベツなどを生産する。農研機構畜産草地研究所の御代田研究拠点が塩野に置かれている。御代田駅近くには農村部としては規模の大きい時計やベアリング、チョコレート、ウイスキーなどの工場がある。
 軽井沢町の西に接し、地価が軽井沢に比べ安いため、西軽井沢の名称で別荘地の開発が進み、大型スーパーマーケットが進出、国道沿いは市街化が進んでいる。
 主な名所・旧跡等には、浅間山、浅間縄文ミュージアム、真楽寺、小田井宿本陣などがある。

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浅間山の写真

浅間山 (長野県 軽井沢町 / 長野県 御代田町 / 長野県 小諸市 / 群馬県 嬬恋村 / 群馬県 長野原町 )

長野・群馬県境にある日本を代表する活火山で、標高2,568m。白い噴煙を上げる浅間山の雄姿は古来から名高い。成層火山でいくつかの噴火跡の山塊が集中し、その総称を浅間山という。全体はなだらかな女性的な山相で、南・北に広大な裾野が延びて草木や樹木が茂り、標高2,300m以上は裸地となっている。また中腹から山麓にかけてはわが国でも有...