三島町は、県西部に位置し、北から東は柳津町、南は昭和村、西は金山町に接している。
 只見川沿いをJR只見線、国道252号、400号が走る。
 河川は標高1,234mの志津倉山を源に発する大谷川を始め、そのほとんどが尾瀬を源とし、当町を南北に分断している只見川へ注ぎ、阿賀野川水系となって越後平野に注いでいる。町域の大部分は山地で、中心地区の宮下は只見川とその支流大谷川の合流点付近にある。集落はほとんどが、山岳地帯を流れる河川の河岸段丘上に形成している。
 1955年(昭和30)宮下、西片の2村が合併して三島村となり、1961年(昭和36)町制施行。地名は三島神社にちなむ。
 農林業が主で、キリ・スギの植林と製材、稲作、畜産やソバ栽培などが行われる。会津地鶏は会津ブランド地域産品。
 霊山として知られ、雨乞い岩の大スラブや屏風岩、猫鳴岩等がある志津倉山、三坂山、美坂高原等自然が豊か。宮下温泉、早戸温泉がある。6月上旬にはふるさと会津工人まつりがおこなわれる。編み組細工は国の伝統工芸品。

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只見川の写真

只見川 (福島県 只見町 / 福島県 檜枝岐村 / 福島県 三島町 / 福島県 柳津町 / 福島県 会津坂下町 )

福島・群馬県境の尾瀬沼、尾瀬ヶ原に源を発し、山間部を一旦北に流れ、福島県西部では北東に向かい、途中伊南川、野尻川などを合わせ、喜多方市で猪苗代湖から来る日橋川と合流して阿賀川となる全長137kmの川。阿賀川は新潟県に入ると阿賀野川と名を変え日本海に注ぐ。  只見川の上・中流部は深い山間部で上流部の只見町までの 50kmは会津...