相模原市は、神奈川県の北部に位置する政令指定都市で、3区の行政区を持つ。相模原台地の北部を占め、北は東京都八王子市、東は東京都町田市に接する。
 市域は厚い関東ローム層に覆われ、地下水面が低いため農業は振わず開発は遅れたが、横浜開港以来、輸出生糸の生産地として養蚕・製糸・機業が盛んになった。1937(昭和12)年以降、旧陸軍の諸施設や工場が置かれ軍都として発展。終戦後これらの施設は米軍に接収され米軍基地となっている。
 1960(昭和35)年頃から横浜線、相模線沿いなどに工業団地ができ、県北屈指の内陸工業地帯である。一方、周辺部では、畑作も盛んである。
 西部は相模湖、津久井湖、宮ヶ瀬湖などに代表される神奈川県の水源地域を有し、湖やその周辺では釣りやキャンプ、ボート遊びなどといったレジャーが楽しめる。

観光資源一覧

宮ヶ瀬湖・宮ヶ瀬ダムの写真

宮ヶ瀬湖・宮ヶ瀬ダム (神奈川県 相模原市 / 神奈川県 愛川町 / 神奈川県 清川村 )

神奈川県の中央部を流れる相模川の支川である中津川に2001(平成13)年に多目的ダムとして建設された。観光的なエリアは3か所。ダム堤体やあいかわ公園のある「ダムサイトエリア」はダムの堤体を見せるインクラインやエレベーター、水とエネルギー館、あいかわ公園には自然観察林などがある。カヌーのできる親水池やけやき広場のある「宮ヶ瀬...