半田市は知多半島東岸にあり、北は東浦町、阿久比町、西は常滑市、南は武豊町に接し、東は衣浦港となっている。
 JR武豊線、名古屋鉄道河和線が通り、衣浦湾対岸の碧南市へは海底トンネルが通じる。国道247号、南知多道路が南北に走り、知多半島横断道路が通じる。
 知多半島のほぼ中央に位置し、海岸線の延長は 10.70km 。中央を南北に流れる阿久比川によって西部丘陵地と東北部丘陵地に分かれており、これらの丘陵地はさらに神戸川、稗田川により2分され、概ね4丘陵となっている。名古屋市の南、中部国際空港の東にあり、知多半島の中央部東側に位置している。
 1937年(昭和12)半田、亀崎、成岩の3町が合併して市制施行。古くから海運業や清酒・酢・味噌などの醸造業が盛んで、知多地域の政治・経済・文化の中心都市として発展してきた。
 半島中央の丘陵上を愛知用水が貫流し、酪農、花卉栽培が行われる。1957年(昭和32)半田、亀崎、武豊、大浜など衣浦湾内8港が統合されて重要港湾衣浦港となり、臨海埋立地には金属、機械、繊維、食料品などの工業地帯が造成されている。伝統工業の醸造、繊維業も着実な発展を続けており、成岩地区は知多晒(知多木綿)を特産する。
 文化財が多く国指定の重要文化財に常楽寺の木造阿弥陀如来立像、天王町の旧中埜家住宅があり、重要無形民俗文化財(およびユネスコ無形文化遺産)に亀崎潮干祭の山車行事がある。市内でおこなわれる山車祭りは300年余の歴史があり、春に曳き廻される山車は、精緻を極めた彫刻、華麗な刺繍幕、精巧なからくり人形などが備えられ、その壮観な姿は「はんだびと」の誇りとなっており、5年に一度、各地区の山車31台が勢揃いする「はんだ山車まつり」はみごたえがある。

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亀崎潮干祭の山車行事の写真

写真提供:半田市

亀崎潮干祭の山車行事 (愛知県 半田市 )

3月下旬から5月初めにかけて、知多半島は祭り一色*になる。半田市においても、乙川(おっかわ)祭を皮切りに、4月中旬に、8地区で山車祭りが挙行され、最後が亀崎である。半田では1979年に、この10地区*の山車31輌が勢ぞろいする「はんだ山車まつり*」を開催した。そののち、いまでも5年に1度開催している。  10地区の中でも、ユネスコ...