日出町は、大分県国東半島の南端部、別府湾沿岸に位置し、大分自動車道、宇佐別府道路、大分空港道路、日出バイパス等の交差する交通の要所となっている。
 1602(慶長7)年に日出藩主・木下延俊によって築城された日出城の城下町として栄えた歴史から、城址周辺や、かつてにぎわった豊後と豊前を往来するための山岳道が残る。また、江戸の将軍にも献上されていた“城下カレイ”の呼称で有名なマコガレイの生息地としても知られている。

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城下かれいの写真

写真提供:日出町観光協会

城下かれい (大分県 日出町 )

日出城址下の海中に淡水が湧き、城下かれいはそこで育つマコガレイ。泥臭み少なく、丸々として頭部が小さいなど、他地域のものとは異なる特徴を持つ。  江戸時代は一般の人々が口にすることができなかった殿様魚で、参勤交代の際には将軍家へ干物を献上。閏年には端午の節句に間に合うよう、江戸まで生きたまま運んだといわれる。  調理...