蓮田市は、埼玉県の東部、大宮台地中央部に位置し、東は元荒川、西は綾瀬川によって区切られる。
 江戸時代、蓮田には見沼代用水が引かれ、稲作が盛んとなった。また、明治時代に平野地区で栽培が始まった特産物のなしは、大きくて甘いと評判が高く、埼玉県でもトップレベルの栽培面積を誇る。近年、住宅や工場の進出が著しく、都市化が進んでいる。
 観光では、黒浜貝塚、関山貝塚などの縄文前期の遺跡が多い。また、古代ハスが見られる「西城沼公園」、野鳥の訪れる「黒浜沼」などがある。歌舞伎系統の古い形を残す貴重な伝統芸能である「閏戸の式三番」は国の選択無形民俗文化財、県の無形民俗文化財に指定されている。

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