美里町は、埼玉県の北西部に位置し、町域の南部には陣見山からなる丘陵地域があり、小山川や天神川が流れる。
 かつては米作と養蚕の複合経営が多かったが、養蚕が減少し、施設園芸や畜産が行われている。特にブルーベリーは植栽面積が日本一であり、観光果樹園も多く存在する。
 美里町と寄居町の町境にある堂前山の尾根上に築かれた「猪俣の百八燈塚」は有名であり、毎年8月15日には、国指定重要無形民俗文化財「猪俣の百八燈」行事の舞台ともなる。また、沼上地区にある鎌倉時代の窯跡で、現在までに4基の瓦窯跡が確認されている「水殿瓦窯跡」は、国指定史跡である。
 また、美里町と寄居町にまたがる農業用貯水池の「円良田湖」は、行楽客などでにぎわう。

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