東秩父村は、埼玉県の西部、槻川の最上流域にあり、山の中腹や川沿いに集落が開けている。総面積の8割が山林で、北部は長瀞玉淀県立自然公園に属する。
 村域は丘陵地が広く、茶・コンニャク・野菜・花卉栽培や果樹栽培などが行われている。
 隣接する小川町とともに、1300年の歴史を持つ手漉き和紙「細川紙」の産地であり、古くから「和紙の里」として知られている。両町村で保存伝承される伝統的な製法による和紙の「細川紙」は国の重要無形文化財で、2014(平成26)年には「ユネスコ無形文化遺産 和紙:日本の手漉き和紙」として、岐阜県の本美濃紙、島根県の石州半紙とともに登録された。槻川流域の奥沢には、手漉き和紙の見学と紙漉体験ができる「東秩父村和紙の里」がある。
 季節ごとに様々な花々が咲き誇り、年間を通して多くのハイキング客が訪れる。皆野町と東秩父村にまたがる秩父高原牧場内のポピー畑には、約1,000万本のシャレーポピーが植栽されている。

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