音威子府村は、道北部にあり、東は枝幸町、南は美深町、西は中川町、北は中頓別町に接している。
 天塩川に沿ってJR宗谷本線、国道40号が走り、国道275号を分岐する。
 名寄盆地の北端部にあたる。村域の東部を北見山地、西部を天塩山地が走る。中央部を天塩川が流れる。村域の80%は森林で、北部の北海道大学の中川研究林以外はほぼ道有林となっている。
 1963年(昭和38)常盤村を改称。西部の筬島近には水田があったが、1974年(昭和49)以降、水稲作付けは皆無となった。
 農業はジャガイモ、サトウダイコンの畑作中心から酪農化が進んだ。
 北海道命名之地、エコミュージアム、音威富士スキー場がある他、夏には「そば畑」が広がる。

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天塩川の写真

天塩川 (北海道 音威子府村 / 北海道 天塩町 )

北見山地の天塩岳(標高1558m)を水源とし、北へ向かって流れ、天塩町で日本海に注ぐ川である。本流の長さは256kmあり、北海道内では石狩川に続き2番目に長く、日本国内でも4番目の長さとなる長流河川である。アイヌ語の「テッシ(簗・やな:魚を獲る仕掛け)・オ(多い)・ペッ(川)」が語源であり、岩が簗(やな)のような形で川を横断し...