美唄市は、北海道中西部、空知地方中南部に位置し、東は芦別市、南は三笠市、南から西は岩見沢市、西から北は月形町、北は浦臼町、奈井江町に接している。
 市の中央部、美唄山山麓を南北にJR函館本線、国道12号が並行して一直線に走る他、道央自動車道が通じ、美唄インターチェンジがある。
 東部は夕張山地で丘陵地帯は鉱工業地域と市街地が形成されている。西部は石狩平野の一角を占め、肥沃な土地を生かした穀倉地帯となっている。中央を美唄川が西流するほか、産化美唄川、奔美唄川等が流れ、石狩川に合流している。宮島沼は渡り鳥の中継地として知られ、2002年(平成14)にはラムサール条約登録湿地。
 1926年(大正15)沼貝町が美唄町と改称、1950年(昭和25)市制施行。地名はアイヌ語「ピパオイ」(烏貝の多い所の意)による。1891年(明治24)~1894年(明治27)にかけて中央の美唄、南の高志内(現、光珠内)、北の茶志内に騎兵、砲兵、工兵の特科隊編成の屯田兵が入植したのに始まり、これらを統轄する大隊本部が置かれた美唄が市街発展の中心となった。本部跡は市役所が引き継いでいる。平野部は屯田兵村の地と石狩川沿いから開け、最後に中央の広い泥炭地の美唄原野が開け水田地帯を形成。山地は大正初期から炭鉱開発が進み、三菱、三井の大手炭鉱を中心に炭都の一つとなった。(1973年(昭和48)までにすべて閉山)。
 国内でも有数の穀倉地帯で、きらら397やほしのゆめ等の道産ブランド米を生産するほか、グリーンアスパラガスやハスカップ、恋つむぎ(いちご)等の農作物や花卉栽培がおこなわれている。
 三菱美唄炭鉱・三井美唄炭鉱関連の文化財が数多くあり、これらは経済産業省の 近代化産業遺産群に指定されている。他に美唄市郷土資料館、三菱美唄記念館等の博物館や、安田侃彫刻美術館アルテピアッツァ美唄、旧三菱美唄炭鉱施設跡地の遺産を活用した炭鉱メモリアル森林公園等がある。

観光資源一覧

安田侃彫刻美術館アルテピアッツァ美唄の写真

写真提供:安田侃彫刻美術館アルテピアッツァ美唄

安田侃彫刻美術館アルテピアッツァ美唄 (北海道 美唄市 )

安田侃彫刻美術館 アルテピアッツァ美唄は、札幌から北東へおよそ60km、石狩平野のほぼ中心の美唄市にある野外彫刻公園。JR函館本線美唄駅からバスで19分。「アルテピアッツァ」はイタリア語で「芸術広場」。  かつての炭鉱都市であった美唄市に、閉校した小学校校舎や体育館を改修し、姿をほぼそのままに残し、美唄出身の世界的彫刻家・安...