真狩村は、道西部にあり、東は留寿都村、西はニセコ町、豊浦町、南は洞爺湖町、北は羊蹄山の山頂においてニセコ町、倶知安町、京極町、喜茂別町に分かれている。
 鉄道や国道からは離れており、JR函館本線倶知安駅からのバスが通る。
 羊蹄山南麓の農村。概ね波状形で、北境に羊蹄山(1,898m)がそびえ、農耕地は海抜約 200 ~ 300mの台地にあって起伏して南に延び、その中を大小の河川が流れている。
 1941年(昭和16)真狩別村が真狩村と改称。村名はアイヌ語のマクカリップ(黒い輪の意)からの転訛。1895年(明治28)香川、宮崎両県人により開発が始まった。
 ジャガイモ、アスパラガス、サトウダイコン、ユリを産し、ニジマスの養殖、乳牛、肉牛、ブタの飼育も盛ん。
 羊蹄山は支笏洞爺国立公園域。羊蹄山自然公園、真狩川河川公園等のほか、羊蹄山の湧き水、ユリ園、フラワーロードなどがある。温泉はまっかり温泉あるほか、町内にはキャンプ場等がある。毎年9月におこなわれる「ほくほく祭りinまっかり」は町の一大イベントとなっている。

観光資源一覧

羊蹄山の写真

写真提供:ニセコ町

羊蹄山 (北海道 京極町 / 北海道 ニセコ町 / 北海道 俱知安町 / 北海道 真狩村 / 北海道 喜茂別町 )

渡島半島の基部にあたる後志火山群の一つで、その秀麗な円錐形の山容の成層火山*が富士山に似ているところから別名「蝦夷富士」と呼ばれ親しまれており、最高点は1,898mで喜茂別町にある。頂上からは日本海と太平洋を遠望でき、眼下にニセコ連峰などの山々が望める。  しりべしの語源は、アイヌ語で「しりへ」は後という意味で、「し」は「...