泊村は、道南西部にあり、北東は古平町、南東は共和町、北は神恵内村に接し、西は日本海に面する。
 海沿いに積丹半島をめぐる国道229号が通じる。
 日本海に突出する積丹半島西岸にあり、町域の大部分を山地が占める。
 17世紀の後半から和人が来住し、ニシン漁場としてにぎわった。1856年(安政3)に開坑された道内最古の茅沼炭鉱(1964年閉山)で栄え、現在、北海道初の原子力発電所である泊原発を有し、エネルギーに縁がある村として、「エネルギーのふるさと」をキャッチフレーズに村づくりを進めている。
 スケトウダラ、イカ、マスなどを漁獲するほか、夏~冬にかけてウニを特産。道内初の泊原子力発電所は第1号機が1989年(平成元)に営業運転を開始し、3号機が2009年(平成21)に運転開始した。現在は定期点検で運転停止している。
 日本海を望める「とまりカブトラインパーク」、年中滑ることができるアイススケートリンクの「とまリンク」、鰊千石場所の住時を忍ばせる「鰊御殿とまり」、茅沼炭鉱跡、原子力PRセンターのとまりん館などがある。他にカブト岬、弁天島・茂岩海岸、末広の滝、樹齢320年のハルニレ(北海道の銘木指定)等の名所や盃温泉がある。また、「ウニ・ホタテ取り放題」イベント等のある群来まつりがひらかれる。

観光資源一覧

積丹半島の海岸の写真

写真提供:積丹観光協会

積丹半島の海岸 (北海道 余市町 / 北海道 古平町 / 北海道 積丹町 / 北海道 神恵内村 / 北海道 泊村 )

積丹半島は小樽市の西、日本海に突き出した半島であり、余市町から岩内町に至る国道229号線(積丹半島ブルーライン)約100kmに及ぶ海岸線で奇岩群が連続する地域である。積丹半島の中でも「神威岬」「島武意海岸(積丹岬)」「黄金岬」が主な見どころであり、その他美しい海岸、奇岩が連続している。海岸線はニセコ積丹小樽海岸国定公園に指...