湯梨浜町
印刷する県中部にあり、東は鳥取市、南は三朝町、西は倉吉市、北栄町に接し、北は日本海に面する。
JR山陰本線が走り、沿岸部を国道9号線、山陰自動車道が通じ、2つのインターチェンジがある。また町の西部には国道 179号線が通じる。
天神川下流の東岸にひろがる。周囲約10㎞の東郷池がある。東郷池は汽水湖であり、橋津川を通じて日本海につながっている。町域の一部は三朝東郷湖県立自然公園に属する。
2004年 (平成16)に羽合町、東郷町、泊村が合併して成立。 歴史は古く、橋津付近には多くの古墳、長瀬には広大な砂丘遺跡がある。江戸時代には米の積出港として栄えた地で、藩倉も置かれた。
米作のほか二十世紀梨などの果樹を産する。泊漁港は沿岸漁業の基地であり、小型底引き、刺網、一本釣りなどが行なわれてタイ、イカ、ハマチなどが水揚げされる。また、繊維、食品などの中小工場も立地。
橋津古墳群 (別称馬ノ山古墳群) は史跡。東郷池周辺の丘陵地には北山古墳 (史跡) などの古墳群、伯耆一宮の倭文神社があり、境内の経塚 (史跡) から銅経筒、銅鏡など(国宝)が出土した。南部には羽衣石城跡がある。他に名勝尾崎氏庭園などがある。温泉地としても知られ、東郷温泉、羽合温泉がある。
観光資源一覧
一ノ宮倭文神社 (鳥取県 湯梨浜町 )
一ノ宮倭文(しとり)神社は湯梨浜町の東郷湖の東岸、御冠山(みかんむりやま)に鎮座する神社であり、JR山陰本線・松崎駅から車で10分に位置している。倭文(しとり)は「しつおり(倭文織)」という古代の織物の一種のことで、社伝によれば、この織物の産地であったこの地方にちなんで機織りの神である建葉槌命(たけはづちのみこと)を祀...