昭和村
印刷する昭和村は、県西部に位置する。北は金山町、三島町、柳津町、東は会津美里町、下郷町、南から西は南会津町、只見町と接する。
国道400号、401号が通じる。
只見川の支流、野尻川や滝谷川などの流域で金山谷の一部をなす。
1927年(昭和2)野尻、大芦の2村が合併して成立。
米作のほかニラ、高冷地野菜を栽培する。近年ではカスミソウなどの花卉栽培が急増。伝統織物の上布の原料となる苧麻(からむし)を栽培生産している本州唯一の村で、着物や帯地用のからむし織の特産がある。
南部の駒止湿原(一部は南会津町)はミズバショウなどの群生地で国の天然記念物に指定されている。また、矢の原湿原においてもミズバショウなどの植物群がみられ、福島県自然環境保全地域に指定されている。この他、御前ヶ岳、玉川渓谷(ふくしまの水30選)、藤八の滝等がある。また、昭和温泉、昭和の森キャンプ場等のレジャー施設もあり、キャンプ場には村内を一望できる展望台もある。