昭和村
印刷する昭和村は、県西部に位置する。北は金山町、三島町、柳津町、東は会津美里町、下郷町、南から西は南会津町、只見町と接する。
国道400号、401号が通じる。
只見川の支流、野尻川や滝谷川などの流域で金山谷の一部をなす。
1927年(昭和2)野尻、大芦の2村が合併して成立。
米作のほかニラ、高冷地野菜を栽培する。近年ではカスミソウなどの花卉栽培が急増。伝統織物の上布の原料となる苧麻(からむし)を栽培生産している本州唯一の村で、着物や帯地用のからむし織の特産がある。
南部の駒止湿原(一部は南会津町)はミズバショウなどの群生地で国の天然記念物に指定されている。また、矢の原湿原においてもミズバショウなどの植物群がみられ、福島県自然環境保全地域に指定されている。この他、御前ヶ岳、玉川渓谷(ふくしまの水30選)、藤八の滝等がある。また、昭和温泉、昭和の森キャンプ場等のレジャー施設もあり、キャンプ場には村内を一望できる展望台もある。
観光資源一覧
駒止湿原 (福島県 昭和村 / 福島県 南会津町 )
会津鉄道会津田島駅から国道289号線で西へ約10kmの針生地区から町道に入り、さらに北西に7kmほど進むと、福島県大沼郡と南会津郡の郡境が接する分水嶺地域に広がっている。標高1,135mの駒止峠の北側一帯の沢には寒地性の低層・中間・高層の3段階の湿原群*が発達し、学術的に貴重なものとされている。国の天然記念物指定保護区域で面積はおよ...