朝日町は、山形県中央部に位置し、北は西川町、大江町、東は山辺町、南は白鷹町、長井市、小国町に接する。南西部一帯を朝日山地、東部を白鷹丘陵に囲まれ、その間を最上川が五百川峡谷を形成して北流する。国立公園をはじめとする原生林野が町土の73%ほどを占める。
 国道287号が最上川に併走する。
 藩政時代は庄内松山藩左沢(あてらざわ)領として酒井氏の支配を受け、全国有数の青苧(あおそ)の特産地であった。明治以降は養蚕農家が多かったが、現在はリンゴ、ブドウなどの果樹栽培が盛んで、ワイン工場も立地している。内陸型で寒暖の差が大きい気候を活かして、最上川沿いの河岸段丘を利用し栽培されているりんごは、日本一の品質を誇っている。
 南西部は、朝日連峰の大朝日岳や小朝日岳、そして南東部は白鷹山地に囲まれており、ブナ原生林などの豊かな自然資源に恵まれている。最上川本川唯一の上郷ダム、国指定名勝大沼の浮島、江戸中期の大庄屋佐竹家住宅(国指定重要文化財)などがある。

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