小国町
印刷する小国町は、山形県南西端に位置し、北は西川町、東は朝日町、長井市、飯豊町、西は新潟県村上市、関川村、胎内市、新発田市、南は福県喜多方市に接する。
北東部は朝日連峰、南部は飯豊連峰に属する山岳地帯が占め、両山地間に小国盆地が開ける。豪雪で知られる農山村地域で、ブナを中心とした広葉樹林が広がる。
JR米坂線が通じる。
中心地小国は、江戸時代米沢藩の西の要地として御役屋将(城代)が置かれ、越後と米沢を結ぶ越後街道(国道113号)の宿駅であった。米坂線開通(1936年)後に豊富な水力発電と結び付いた石英製品などを製造する化学工場などが立地して工場町となった。
農業は稲作を中心に畜産、山菜やキノコ栽培が行われる。
磐梯朝日国立公園の一部で、朝日、飯豊両連峰の登山口にあたり、赤芝峡は紅葉の名所として知られている。
観光資源一覧
飯豊山(飯豊連峰) (山形県 小国町 / 福島県 / 新潟県 阿賀町 )
山形、福島、新潟の3県にまたがる飯豊連峰の総称。標高2,128mの大日岳を最高峰に、飯豊本山とも呼ばれる飯豊山(標高2,105m)など、2,000m級の山々*が約20kmにわたって連なる。花崗岩と中古生層から成る褶曲山地で、氷河地形、周氷河地形及び雪食地形*が見られ、稜線の東西で地形が大きく異なる非対称山稜を形成している。植生も雪田群落な...