成田市
印刷する成田市は、千葉県の北部に位置し、北は利根川をはさんで茨城県と接する。
江戸時代、成田山新勝寺を中心に門前町として栄え、不動信仰の地として多くの参拝者で賑わった。さらに、江戸との間を結ぶ成田街道や利根川などの水運業の発達とともに参拝者以外の旅人も訪れるようになった。市北部はJR成田線開通前、利根川水運の河港町として賑わっていた。1978(昭和53)年には新東京国際空港(現成田国際空港)が供用を開始し、海外からの空の玄関口となっている。
農業が主で、西の印旛沼、市の中央を南北に流れる根木名川(ねこながわ)流域の低地などでは米作を、台地上ではサツマイモ・落花生・野菜を産する。
観光資源一覧
成田山新勝寺 (千葉県 成田市 )
成田山新勝寺は、全国に8ケ所の別院のほか、60以上の分院・末寺・末教会・成田山教会を有する真言宗智山派の大本山である。境内、公園をあわせた面積は22万m2に及び、国指定重要文化財である仁王門、三重塔、光明堂、釈迦堂、額堂をはじめ、多くの堂宇や美術館、図書館などを有する。 大本堂の裏の丘陵地には、16万5,000m...
成田祇園祭 (千葉県 成田市 )
成田祇園祭は、成田山新勝寺のご本尊不動明王の本地仏である奥之院に奉安された「大日如来」に五穀豊穣・万民豊楽・所願成就を祈願する「成田山祇園会」と、成田山周辺の町内が一体となり行われる夏祭りで、約300年の歴史がある。毎年7月初旬に開催される。見事な彫刻や装飾で彩られた10台の山車・屋台と御輿1台が繰り出し、3日間にわたって...