北竜町は、道中西部に位置し、東は沼田町、秩父別町、妹背牛町、南は雨竜町、西から北にかけて増毛町、北は留萌市に接している。
 国道233号、275号が通じる。深川留萌自動車道の北竜ひまわりインターチェンジがある。
 石狩川支流の雨竜川右岸低地にあり、その支流の恵岱別川、美葉牛川の河川や小豆川、一の沢川などが流れる。暑寒別岳を主峰とする増毛山脈と、その支脈が町内を走る。
 1961年(昭和36)町制施行。地名は1899年(明治32)雨竜村から分村した際、その北に位置することから命名された。1893年(明治26)拓殖会社の培本社による50戸の団体移住に始まり、いくつかの小作農場の成立で開けた。さらに留萌方面の道路開通、留萌本線開通などで、大正初期に人口が増えたが、1922年(大正11)鉄道沿いの沼田村(現、沼田町)が分離され、現在は鉄道のない水田農村となっている。
 稲作の他、メロン、スイカ栽培がおこなわれる。また、ヒマワリの作付面積が日本一で種子の加工業もおこなわれている。
 ひまわりが観光資源となっており、200万本のひまわりが咲く「ひまわりの里」、や、物産館・北竜温泉・宿泊施設のあるサンフラワーパーク、イチイの森の他、三段の滝、キャンプ場、パークゴルフ場などがある。

観光資源一覧

北竜町ひまわりの里の写真

写真提供:北竜町

北竜町ひまわりの里 (北海道 北竜町 )

北竜町は旭川市の西側、国道12号と道道57号で約46kmの距離にあり、暑寒別岳を主峰とする増毛山脈と、その支脈が町内を走り、全面積の70%が山林となっている。北竜町ひまわり里は町の中心部から北側に1.6kmにあり、面積23万2、約200万本のひまわりが8月上旬に咲く。毎年7月下旬から8月下旬に「ひまわりまつり」が開催され、ひまわ...