神埼市
印刷する神埼市は、佐賀県の東部に位置し、地形は、城原川、田手川および嘉瀬川の源流部をなす脊振山を最高峰とする北部の山間地域と、同河川が潤す肥沃な平野からなる南部の穀倉地帯とに分別される。
神埼市と吉野ヶ里町にまたがる「吉野ヶ里遺跡」の存在からも、太古の時代から人々が生活を営んでいた地域であると推測されている。神埼市内には、吉野ヶ里歴史公園の他、国の名勝指定を受けた『九年庵』や長崎街道の神崎宿の町並、律令時代の烽火台の跡でサクラの名所の日の隈山や櫛田神社などの観光資源が存在する。
観光資源一覧
吉野ヶ里遺跡 （佐賀県 吉野ヶ里町 / 佐賀県 神埼市 ）
旧神埼町・旧三田川町、旧東脊振村の3つのエリアにまたがる国内最大規模を誇る弥生時代の環濠集落跡。1986（昭和61）年から発掘調査が行われ、「魏志倭人伝」に記された邪馬台国を彷彿とさせるということで全国の注目を集めた。周囲を外壕に囲まれた遺跡の面積は、約40万m2。450を超える竪穴住居跡や甕棺墓列、集落のリーダーたち...
