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タイプ「湖沼」

霞ヶ浦 ( 茨城県 行方市 / 茨城県 土浦市 / 茨城県 他 )
茨城県南部の淡水湖で、琵琶湖に次いで日本第2の面積をもつ。桜川・恋瀬川(こいせがわ)の下流部が沈降したところへ、海水が流れ込んで入江となり、そののち鬼怒川によって運ばれた沖積物が出口をせき止めたためにできた湖だ。香澄ケ浦(かすみがうら)とも書き、北浦に対して西浦とも呼ばれ、広い意味では北浦を含めて霞ケ浦という。北西部...
写真提供:国土交通省関東地方整備局利根川上流河川事務所
渡良瀬遊水地 ( 栃木県 栃木市・小山市・野木町 / 茨城県 古河市 / 群馬県 邑楽郡板倉町 / 埼玉県 加須市 )
栃木、群馬、埼玉、茨城4県の県境にまたがる日本で最大の遊水地であり、渡良瀬川、巴波川、思川に沿って広がり、その洪水流を受け入れることで遊水地周辺の河川水位を下げるとともに、下流へ流す流量を減らし、利根川の氾濫を防止するという治水上の重要な役割を果たしている。 当地は、関東平野で一番の低地で、水がたまりやすい地形であ...
写真提供:(一社)日光市観光協会
中禅寺湖 ( 栃木県 日光市 )
男体山の南麓にあり、日光国立公園の湖沼の中で最も大きく、日本の代表的な高山湖に数えられている。 面積11.9km2、水色は深緑色から藍色まで季節によって変化する。新緑・紅葉のころはひときわ神秘的である。 湖水は東西に細長く、北岸の汀線はほぼ直線に近いが、南岸は出入りに富む沈降型汀線となり、八丁出島をはじめ岬...
写真提供:(一社)日光市観光協会
湯ノ湖 ( 栃木県 日光市 )
湯元温泉の目前に広がる、三方を山に囲まれた静寂な湖であり、三岳の溶岩流により湯川がせき止められて形成された標高1,478mにある堰止湖である。水の色はフォーレル9号から10号(1948(昭和23)年)、全般に水深は浅く、温泉が湧き出ている北岸の一部を除いて冬季は結氷する。 周囲3km、湖岸には1時間ほどで一周できる散策道が整備されて...

丸沼・菅沼 ( 群馬県 片品村 / 栃木県 日光市 )
沼田市からの国道120号線、金精峠トンネル手前約1kmの間に2つ並ぶ湖沼。金精峠側が菅沼で下流に丸沼がある。2つの湖沼は日光白根山の溶岩による堰止湖。 1931(昭和6)年、丸沼と下流の大尻沼との間に東京電力のダムが造られ、丸沼は水位が28m上昇したので、南北1.2km、東西500m、面積0.45km2と広くなった。満水時の標高1,428m...

野反湖 ( 群馬県 中之条町 )
群馬、新潟、長野の県境に位置し、周囲10km、標高1,513mにある山上の人造湖で、湖水は越後の魚野川、信濃川へそそいでいる。発電用に作られた人造湖。 外周には弁天山・八間山・高沢山などの山々がゆったりとそびえ、なだらかな草原状の裾野が乳緑色の湖面に落ち、明るく開けた高原地帯となっている。 6月にはレンゲツツジ、7月にはノ...

矢木沢ダム ( 群馬県 みなかみ町 )
みなかみ町の利根川最上流部に位置するダムと湖。1967(昭和42)年完成の矢木沢ダムによりできたのが人造湖の奥利根湖で、洞元・藤原と続く奥利根三湖の一番上流にあり、三湖中最大の湖。 主ダム部はアーチ式コンクリートで、堤高131m、堤頂長352m。洪水吐き部は重力式コンクリート、透水層止水対策部はロックフィル式と、3タイプで構成さ...

榛名湖 ( 群馬県 高崎市 )
榛名火山のカルデラに生じた火口原湖である。大きさは東西1km、南北1.3kmで、勾玉形をしている。伊香保の沼ともいわれ、湖面に榛名富士を映して静まる美しさは歌(湖畔の宿*)にも歌われてきた。湖の周りはいくつかのピークを持つ榛名山に囲まれており変化に富む。湖岸には一周道路がつけられ、湖畔には桜・ツツジ・キスゲなどが春から夏に...

大沼・小沼 ( 群馬県 前橋市 )
赤城山の山頂部、黒檜山、地蔵岳、駒ケ岳などの外輪山に囲まれた標高1,350m付近には、カルデラ湖の大沼と高層湿原*の覚満淵、その南東1,470mに長七郎山の火口湖*の小沼が並んで位置する。大沼と小沼間は1km程度であり、トレッキングや自転車で回ることができる。 大沼は周囲4km、南岸から東岸には旅館街や土産屋がならび、赤城山の観光...

谷津干潟 ( 千葉県 習志野市 )
谷津干潟は、東京湾の最奥部に残された約40haの面積を持つ干潟である。かつては東京湾の最奥部に位置する広大な干潟の一部だったが、1971(昭和46)年に始まった周辺の干潟の埋め立てにより長方形の形状で取り残され、1974(昭和49)年頃から「谷津干潟」と呼ばれるようになった。市民を中心に谷津干潟の保護運動が起こり、1988(昭和63)年...

宮ヶ瀬湖・宮ヶ瀬ダム ( 神奈川県 相模原市 / 神奈川県 愛川町 / 神奈川県 清川村 )
神奈川県の中央部を流れる相模川の支川である中津川に2001(平成13)年に多目的ダムとして建設された。観光的なエリアは3か所。ダム堤体やあいかわ公園のある「ダムサイトエリア」はダムの堤体を見せるインクラインやエレベーター、水とエネルギー館、あいかわ公園には自然観察林などがある。カヌーのできる親水池やけやき広場のある「宮ヶ瀬...

芦ノ湖 ( 神奈川県 箱根町 )
芦ノ湖は、箱根外輪山内に北東から南西に横たわるカルデラ湖で、湖面の標高724m、周囲約19km、最大深度43.5mほどのひょうたん形となっている。中央部のやや北のところで東西の幅がもっとも狭くなり、わずか300mとなる。水温は年間4度以上で冬期も結氷することがない。湖水の水は北岸から流れ出る早川によって相模湾へ注ぎ、同時に北西岸に掘...

加茂湖 ( 新潟県 佐渡市 )
両津湾が、北から南から発達してきた砂嘴によって仕切られ、加茂湖が誕生し、両津市街地で海と隔てられた海跡湖である。むかしは越ノ湖と風雅な名で呼ばれた淡水湖であったが、1904(明治37)年に水害予防と船溜まりのため湖口を開削、そのため、海水が流れこんで、鹹湖(かんこ)*となった。 面積4.85km2は県内最大であり、...
写真提供:水の駅「ビュー福島潟」
福島潟 ( 新潟県 新潟市 )
福島潟は越後平野の北部、阿賀野川右岸に位置する262haの潟湖。浅い水域にはヨシ帯が島状に広がり、日本の原風景「豊葦原の国」を思わせる。 福島潟へは五頭連峰を主な水源とする13本の河川が流入、水面の標高マイナス0.7m、平均水深0.5mという越後平野の低湿地環境を象徴する存在で多様な生きものが生育、生息する自然豊かな湿地である。...

佐潟 ( 新潟県 新潟市 )
佐潟は、新潟砂丘列間の低地に位置し、上流側の小さな上潟(うわかた)と、下流側の下潟(したかた)の、大小2つの潟から成り立つ淡水湖。潟の面積は43万6千m2、水深は平均1mと浅く、湖底は船底形をしている。外部からの流入河川はなく、周辺地域からの湧水と雨水で涵養されている。 この地域は、国定公園第3種特別地域として...

奥只見湖 ( 新潟県 魚沼市 / 福島県 桧枝岐村 )
奥只見ダム*によって只見川本流をせき止め、銀の採掘で知られる銀山平*のほとんどを沈めてできた人造湖。新潟県と福島県の県境にあたり、越後の荒沢連峰や会津駒ガ岳をはじめとする会津の山並みにはさまれて、紺碧の湖水が南北、東西に細長くのびる。静かな湖面に残雪や新緑、紅葉を映し、秘境の趣を感じさせる。ことに紅葉時はみごと。 ...
写真提供:佐久穂町
白駒の池 ( 長野県 佐久穂町 / 長野県 小海町 )
北八ケ岳の中心、麦草峠の南東1.5kmにある八ケ岳火山湖沼の中で最大の池。標高は2,155m、面積114ha、水深8.6m。その名は白馬とともに池へ消えた乙女の伝説*に由来する。 国道299号線沿いの駐車場から歩いて約15分程度で白駒の池まで行け、急俊な高山を登らなくても、気軽に季節の移り変わりを見ることができる。 また、北八ヶ岳の登...

大正池 ( 長野県 松本市 )
上高地にあり、大正池の呼び名が示すように1915(大正4)年、焼岳の大噴火による流出物が梓川をせき止めて生まれた池で、枯木の 木立で有名。なお1979(昭和54)年8月、台風のもたらした集中豪雨で焼岳から大量の土や石が押し出され、その結果、大正池の姿は一変、一部を残して河原となってしまった。その後の浚渫作業で池の状態は保たれて...

野尻湖 ( 長野県 信濃町 )
黒姫駅の北東、斑尾山(まだらおやま)の溶岩による堰止湖で、信州では諏訪湖に次いで大きい湖。西部に黒姫山、東部に斑尾山、北西部に妙高山がそびえる。湖岸には、砂間ガ崎、琵琶ガ崎、竜宮崎など48の岬があるといわれるほど湖岸線の出入りに富み、芙蓉の葉に似ているため、芙蓉湖の別名もある。 野尻湖畔では、ナウマン象をはじめ古代...

写真提供:©(一社)諏訪観光協会
諏訪湖 ( 長野県 諏訪市 / 長野県 下諏訪町 / 長野県 岡谷市 )
八ヶ岳や中央アルプスなどの美しい山々に囲まれて信州のほぼ中央に位置し、周囲約16kmの信州一大きな湖。諏訪盆地の地溝帯にできた断層湖で、岡谷市、下諏訪町、諏訪市にまたがる。 流出部は天竜川だけで釜口水門によって水量が調整されている。観光の中心は上諏訪温泉付近の東岸で湖畔公園・カリン並木があり、サイクリングロードを整備...

仁科三湖 ( 長野県 大町市 )
仁科三湖は木崎湖、中綱湖、青木湖からなり、糸魚川静岡構造線(フォツサマグナ)*の溝上にできた断層でできた湖群と考えられている。 湖畔には、古道塩の道「千国街道」*が通り、北西部には街道沿いに三十三観音像がある。また周辺にはスキー場、キャンプ場などがある。

満濃池 ( 香川県 まんのう町 )
大川(だいせん)山麓を水源とする金倉川の流れを台地上の浸食谷の端で堰き止め、谷全体に水を満たした大規模な人工の池。灌漑用のため池としては日本最大級のもので、大宝年間(701~704年)、国司道守朝臣(みちもりあそん)が創築したと伝えられる。その後、821(弘仁12)年に弘法大師空海が改修にあたり、日本初のアーチ型ダム方式の堤防...

写真提供:公益社団法人 鹿児島県観光連盟
藺牟田池 ( 鹿児島県 薩摩川内市 )
飯盛山の噴火でできた火口部に水がたまってできた火山湖で、直径約1km、周囲は約4kmの円形をしている。飯盛山をはじめとする6つの外輪山に囲まれている。最大水深は約3mと火口湖*としては浅い。湖の北西部は泥炭層が堆積し、低層湿原になっている。珍しい浮島*があり、泥炭形成植物群落*として天然記念物の指定を受けている。 湖岸に沿...

池田湖 ( 鹿児島県 指宿市 )
薩摩半島の南東部にある、九州最大の湖。周囲15km、水深233m。約5500年前に開聞岳の噴火によって池田火山が陥没してできたカルデラ湖。湖の北西側に駐車場があり、湖岸に開聞岳を望む景勝地でもある。一帯は四季折々の花がきれいに咲いている。北西岸を除いて湖の周囲のほとんどが急崖。湖水は藍色に澄んでいる。