東南植物楽園とうなんしょくぶつらくえん

沖縄本島中部の沖縄市にあり、沖縄自動車道の沖縄北ICから約2km。植物園と水上楽園から構成される、約4万5,000坪の広さをもつ日本最大級の屋外型植物園施設。創業者、大林正宗氏が台湾からユスラヤシの種を持ち帰って植えたものが育ち、樹木に導かれるように並木を整備して名所になったのが始まり。
 「植物園」には高さ20mに達する日本一のユスラヤシ並木のほか、トックリヤシ並木や大王ヤシ広場、ハーブ園などがあり、多種多様な植物が生い茂る。「水上楽園」は3つの池を中心として散歩道が縦横に通じていて、その両側は広場やヤシなどになっている。園内にレストランのほか、カフェ、ショップなど各所に休憩所が設けられていて、「動物ふれあい広場」や「体験エリア」もある。
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みどころ

施設の受付横の入口から「水上楽園」エリアに入ると、池を囲むようにヤシをはじめさまざまな植物が植栽された気持ちよい空間が広がる。バオバブの木や、水面でピンクの花を咲かせるハスなどを見ながら(6月頃~夏に見頃)、緑に包まれたアップダウンのある園内を散策したい。トラムツアーに参加すると、ガイドの案内を聞きながら、水上楽園内をトラムカートで見て周ることもできる。動物ふれあい広場ではヤギや小動物が見られ、カピバラやリスザルなどへのエサやりも人気だ。
 受付を挟んで、反対側に広がる「植物園」エリアでの一番の見どころは、青空に向かっていっせいに伸びるユスラヤシの並木。長い年月をかけて育ててきた、この場でしか見られない見事な光景だ。常時80種類ほどが見られるハーブ園とあわせて、ゆっくり見て周りたい。
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補足情報

*営業時間はイベントや見ごろの植物によって変動するため、公式ホームページで確認すること。
*新型コロナウィルス感染防止の為、営業時間やプログラムの内容が変更となる場合がございます。
関連リンク 東南植物楽園(WEBサイト)
参考文献 東南植物楽園(WEBサイト)

2020年04月現在

※交通アクセスや料金等に関する情報は、関連リンクをご覧ください。