宮崎神宮
JR宮崎駅の北2km、古くから「神武さま」の名で知られた旧官幣大社。スギやマツ、クスノキなどのうっそうとした森の中に、白木の鳥居や神明流造の清楚な社殿が立つ。主祭神を神日本磐余彦天皇(かむやまといわれびこのすめらみこと/神武天皇)、相殿に父・鵜鷀草葺不合尊(うがやふきあえずのみこと)、母・玉依姫命(たまよりひめのみこと)をお祀りする。
現在の社殿は1907(明治40)年の造営。日向の名材、狭野杉が用いられた流麗なものだ。本殿や拝殿はじめ、境内には国の登録有形文化財も多数点在する。東神苑には樹齢400年以上と推定される天然記念物のオオシラフジをはじめ、フジの古木が多く、4月中旬には見事な花を咲かせる。
現在の社殿は1907(明治40)年の造営。日向の名材、狭野杉が用いられた流麗なものだ。本殿や拝殿はじめ、境内には国の登録有形文化財も多数点在する。東神苑には樹齢400年以上と推定される天然記念物のオオシラフジをはじめ、フジの古木が多く、4月中旬には見事な花を咲かせる。
みどころ
杉材だけで作られた全国でも珍しいといわれる社殿は、じっくりと見ておきたい。鬱蒼とした社叢、神門を抜けた先に広がる広大な拝所は厳かな雰囲気を感じられてよい。日本最大級のオオシラフジ*をはじめ、フジの古木が咲く4月中旬はぜひとも訪れたい。また、毎年10月下旬ごろの土、日曜に行われる宮崎神宮大祭も必見。宮崎神宮と市街地の間を、歴史絵巻のような神幸行列などが練り歩くもので、神話の国・宮崎を体感できる。
補足情報
*オオシラフジ:根元の周囲約2.95m、幹は2つに分かれて高さ2.7mの藤棚の上に広がる。中国原産のオオシラフジの日本最大のもの。樹齢400年といわれる。
関連リンク | 宮崎神宮(WEBサイト) |
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参考文献 |
宮崎神宮(WEBサイト) Miyazaki City Tourism(公益社団法人宮崎市観光協会)(WEBサイト) 宮崎市(WEBサイト) |
2020年09月現在
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