大興善寺だいこうぜんじ

JR基山駅の北西4kmにある。717(養老元)年の開山で、のち円仁が中興して栄えた。境内には約5万本のツツジがあって、「つつじ寺」とも呼ばれ4月中~5月中旬がツツジの見頃である。
 6月はアジサイ、新緑が美しい。また、11月中旬から下旬にかけて500本のもみじの紅葉も風情がある。
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みどころ

まず目につくのは、境内へと向かう石段。127段あるこの石段の両側はすべてツツジで、4月中~5月中旬の見ごろともなれば、ピンクや赤、白など、色とりどりの花が咲き誇る。階段の傾斜が急なので、やや遠方から眺めるとカラフルな柱が建っているかのよう。写真映えする。茅葺の本堂も見事で、ツツジや紅葉と相性がいい。
 石段部分のツツジで満足しがちだが、ぜひ見学したいのが、境内奥にある契園。福岡県筑紫野市と佐賀県基山町にまたがる山林植物園で、約5万本のツツジはこちらにある。園内は斜面に沿って広がり、散策道も整備されているので、さまざまな角度から、自慢の山野草をゆっくり楽しめる。紅葉の時期も見事。
関連リンク 大興善寺(WEBサイト)
参考文献 大興善寺(WEBサイト)

2020年04月現在

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