たっぷりと入ったキャベツの甘みやパリッと感など、幾層にもなった食材の味と食感を楽しめる。そばが入るのでボリュームも満点。鉄板カウンターに座ると、目の前で職人の焼く様子を見ることができるのでオススメ。広島のソウルフードとも言われ、地元の方も日常的に食し、地元からも愛されている料理。老舗の名店から新たな味にアレンジする店など、とにかく店舗数が多いので、昔ながらのふっくら系、麺をしっかり焼き上げたパリッと系などを食べ比べて、自分の好みのお店を見つけよう。
　複数のお好み焼き専門店が一同に介する「お好み村」は、戦後、広島市中心部の新天地広場に集まっていた複数の屋台が、1963（昭和38）年に2階建てのプレハブ風店舗に移転、1992（平成4）年にビルに改装されたもの。広島駅前には「ひろしまお好み物語 駅前ひろば」があり、こちらも複数のお好み焼き専門店が集う。