御堂筋みどうすじ

梅田の阪急百貨店前から難波駅前までの約4.2kmの区間を称し、国道176号と国道25号で構成される大阪のメインストリート。幅44mもあり、梅田から難波に向け北から南へ一方通行の交通規制が敷かれている。車道の両側には側道(緩速車線)を設けており、車が沿道の建物に寄り付きやすいように設計されているのが特徴である。
 御堂筋の名は、道路脇にある本願寺の別院、北御堂・南御堂に由来する。大正時代、インフラ整備などで大阪の発展に尽力した関一(せきはじめ)*市長の時代に着工し、1937(昭和12)年に全通した。現在は、梅田から本町の間はビジネス街で大小のオフィスビルが集積する。心斎橋に進むと「大丸心斎橋店」「心斎橋パルコ」のほか、高級ブランドの路面店などが並び沿道は華やかさを増して、道頓堀、難波駅前のミナミ中心部に達する。街路樹はイチョウ、クスノキが配されており、新緑や紅葉、冬のイルミネーションなど季節によって通りの雰囲気は大きく変わる。
 大阪市が管理するが、民間事業者や市民によるエリアマネジメント活動も活発である。関西を本拠とするプロ野球球団の優勝パレードが開催されるなど、まさに大阪を象徴するストリートといえるだろう。
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みどころ

大阪市中心部を縦貫しており、昼夜を問わず交通量は多いものの、十分な幅の歩道が設けられているため、安全に街歩きを楽しめる。
 心斎橋から道頓堀、難波にかけての区間は「大丸心斎橋店」をはじめ百貨店などの大型商業施設、高級ブランドショップ、飲食店などが並び、華やかな空気を感じながらの散策がおすすめ。
 また、整然と並ぶ街路樹には目を奪われる。初夏の新緑、秋の紅葉、冬のイルミネーションと、通年でその美しさを感じられる。
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補足情報

*関一:1873~1935年、第7代大阪市長。御堂筋の開発のほか、市バスと地下鉄の開業、大阪城天守閣の再建、中央卸売市場の創設など多方面に活躍。大阪市中央公会堂前に銅像がある。