梅田の地下街うめだのちかがい

大阪・キタのターミナル、梅田の地下街は約8万m2超(主要3施設の合計)の延床面積を誇り、国内でも最大規模の地下街である。
 地下街の中核をなす「ホワイティうめだ」(延床面積31,336m2)が「ウメダ地下センター」として1963(昭和38)年に開業して以降、1966(昭和41)年に「ドージマ地下センター(旧・堂島地下街)」(延床面積7,964m2)、1995(平成7)年に「ディアモール大阪」(延床面積40,900m2)といった主要地下街が整備されてきた。
 このように、道路の地下に設けられた地下街に加えて、阪急三番街、阪急百貨店、阪神百貨店といった百貨店や商業施設の地下フロア、ルクア大阪、グランフロント大阪、大阪駅前ビル、ハービスOSAKAなどオフィスビルやホテル・商業複合ビルの地下フロア、さらにはJR大阪駅、大阪メトロ梅田駅、阪急電鉄大阪梅田駅、阪神電鉄大阪梅田駅などのターミナルが一体化することで、「梅田の地下街」が形成された。
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みどころ

複数の地下街やビルの地下フロアが縦・横・斜めに接続し広大で方角がわかりにくいことから、観光客など初めて訪れる人にとっては「難所」ともいえる。一方で、雨天や荒天時、猛暑や厳寒の季節に地上を歩かずに済むこと、梅田に立地する鉄道各社の駅改札と地下街が接続しておりアクセスに優れていることなど、メリットも多い。
 歩行空間として捉えるばかりでなく、地下の巨大商業空間として捉え、天候に影響されない地下街巡りを推奨したい。特に、飲食店には特徴的な店舗が多く、お好み焼きやたこ焼きといった大阪グルメのほか、レトロな雰囲気に包まれた老舗の喫茶店や洋食店、「昼飲み」もできる串カツ店や寿司店など、選ぶのに困るほどだ。
 平日・休日を問わず人波であふれており、急ぐ歩行者の迷惑にならないよう、地下街巡りを楽しみたい。