旧三井家下鴨別邸
写真提供:旧三井家下鴨別邸運営コンソーシアム / 主屋と庭園
写真提供:旧三井家下鴨別邸運営コンソーシアム / 玄関棟と主屋
写真提供:旧三井家下鴨別邸運営コンソーシアム / 大正ガラス越しの庭園
写真提供:旧三井家下鴨別邸運営コンソーシアム / 主屋縁側からの茶室
写真提供:旧三井家下鴨別邸運営コンソーシアム / 秋の庭園
豪商・三井家の旧別邸は下鴨神社の南にあり、京阪鴨東線出町柳駅から北西へ徒歩5分。1898（明治31）年に三井家が購入した地に、「主屋」「玄関棟」「茶室」の3棟が建つ。「主屋」は木屋町三条付近にあった1880（明治13）年建築の三井家の木屋町別邸を移築し、増築を加え、1925（大正14）年に竣工したもの。3階部分に望楼が設けられているのが特徴である。「玄関棟」は「主屋」を移築する際に新築されたもので、書院造りに洋風の意匠を取り入れている。「茶室」はこの地が三井家の別邸となる以前からあったもので、慶応年間（1865～1868年）の建築という。
戦後、三井財閥は解体され、1949（昭和24）年には国有化され、2007（平成19）年まで隣接する京都家庭裁判所の所長宿舎であった。
明治初期に建てられた「主屋」を中心に、大正時代に移築・増築をし整えられた貴重な近代和風建造物として、2011（平成23）年に重要文化財に指定された。現在は京都市が管理をし、2016（平成28）年から一般公開をしている。
戦後、三井財閥は解体され、1949（昭和24）年には国有化され、2007（平成19）年まで隣接する京都家庭裁判所の所長宿舎であった。
明治初期に建てられた「主屋」を中心に、大正時代に移築・増築をし整えられた貴重な近代和風建造物として、2011（平成23）年に重要文化財に指定された。現在は京都市が管理をし、2016（平成28）年から一般公開をしている。
みどころ
望楼が特徴的な木造3階建ての「主屋」は、庭園の池越しに見るのが特に美しい。池は、下鴨神社の境内にある「糺の森」を流れる泉川を引き込んだもので、そのまわりに広がる庭園は開放的で気持ちが良い。「主屋」1階座敷から、大正ガラス越しに眺める庭園もまた見事である。
| 関連リンク | 旧三井家下鴨別邸 京都市観光協会 京都観光Navi（WEBサイト） |
|---|---|
| 参考文献 |
旧三井家下鴨別邸 京都市観光協会 京都観光Navi（WEBサイト） 三井広報委員会（WEBサイト） |
2025年05月現在
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