東映太秦映画村
嵐電嵐山本線太秦広隆寺駅から正面入口まで徒歩約5分、広隆寺の北隣にある。JR太秦駅から撮影所口までも徒歩約5分。東映京都撮影所*の一角を1975(昭和50)年に公開した、映画をテーマとした観光施設と映画のオープンセットを兼ね備えた施設である。2011(平成23)年に大々的にリニューアルして拡大、2年後にも新施設を追加し広げ、現在は敷地面積約5万3,000m2となっている。
江戸の町のオープンセットがあり、長屋門、港町、明治の町並みなどを再現。「史上最恐のお化け屋敷」や30種以上の衣裳で本格的着付け、メイクをしてもらえる「時代劇扮装の館」など、さまざまな施設がある。
なお、2025年の開業50周年を記念してリニューアル*が進行中。
江戸の町のオープンセットがあり、長屋門、港町、明治の町並みなどを再現。「史上最恐のお化け屋敷」や30種以上の衣裳で本格的着付け、メイクをしてもらえる「時代劇扮装の館」など、さまざまな施設がある。
なお、2025年の開業50周年を記念してリニューアル*が進行中。

みどころ
村内に再現された江戸の町では、ときには時代劇のテレビや映画の実際の撮影が行われ、ライヴで撮影も見学できるのが大きな魅力である。明治時代の路面電車がある明治通りや港町、馬が疾駆できる白壁の通りなども設けられ、歌舞伎の芝居小屋を再現した中村座では忍者ショーも。ほかにも、「史上最恐のお化け屋敷」、「手裏剣道場」、「からくり忍者屋敷」などといった体験型施設も人気が高い。江戸の大道芸人が現れることも。村内にはレストラン、カフェもある。
1977(昭和52)年に映画村に完成した「東映城大手門」は二条城東大手門をモデルにつくられており、時代劇にしばしば登場、長らく映画村の入り口としても使われてきたが、いまは一般の入り口は北寄りに移っている。
1977(昭和52)年に映画村に完成した「東映城大手門」は二条城東大手門をモデルにつくられており、時代劇にしばしば登場、長らく映画村の入り口としても使われてきたが、いまは一般の入り口は北寄りに移っている。

補足情報
*東映京都撮影所:1926(大正15)年に阪東妻三郎(阪妻)が太秦に起こした阪妻プロダクションを前身とする。大映、松竹など多くの撮影所も開かれ、「日本のハリウッド」と呼ばれるようになる日本でも歴史ある撮影所。
*リニューアル:現在計画されているのは、京都の江戸時代を再現した通りに、本物の飲食店やみやげ物店、夜の酒場の設定、京都の伝統技術の職人体験など。時代劇ドラマの没入感ある世界に向けてリニューアルが進んでいる。
*リニューアル:現在計画されているのは、京都の江戸時代を再現した通りに、本物の飲食店やみやげ物店、夜の酒場の設定、京都の伝統技術の職人体験など。時代劇ドラマの没入感ある世界に向けてリニューアルが進んでいる。
関連リンク | 東映太秦映画村(WEBサイト) |
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参考文献 |
東映太秦映画村(WEBサイト) 「全国博物館総覧」ぎょうせい 「京都ミュージアム探訪」京都市内博物館施設連絡協議会 |
2025年05月現在
※交通アクセスや料金等に関する情報は、関連リンクをご覧ください。