近江神宮
京阪電鉄石山坂本線近江神宮前から徒歩7分。天智天皇6年(667年)、同天皇が都を飛鳥から近江大津宮へ遷された由緒に因み、天智天皇を祭神に、1940(昭和15)年、皇紀2600年を記念して大津市街の北方、宇佐山(うさやま)の山腹に創建された。官幣大社に列せられる。
朱塗の楼門をくぐると、樹林に包まれた白木造の外拝殿が現れ、背後に回廊で結ばれた内拝殿・中門・祝詞(のりと)殿・本殿が立っている。
日本書紀に、天智天皇のとき「漏刻を新台に置きて、始めて候時を打ち鐘鼓をならす」とあり、わが国初の水時計である漏刻(ろうこく)をつくったのにちなみ、6月10日の時の記念日に漏刻祭が行われる。また、境内にある時計館宝物館には、和時計を中心に世界の時計約100点が展示されている。このほか時計関係の資料や絵画などの奉納品も陳列されている。
当神宮は祭神の天智天皇が百人一首第1番の作者であることから、毎年1月初旬に近江勧学館で競技かるた名人位・クイーン位決定戦が行われ、選手たちのあこがれの場である。
朱塗の楼門をくぐると、樹林に包まれた白木造の外拝殿が現れ、背後に回廊で結ばれた内拝殿・中門・祝詞(のりと)殿・本殿が立っている。
日本書紀に、天智天皇のとき「漏刻を新台に置きて、始めて候時を打ち鐘鼓をならす」とあり、わが国初の水時計である漏刻(ろうこく)をつくったのにちなみ、6月10日の時の記念日に漏刻祭が行われる。また、境内にある時計館宝物館には、和時計を中心に世界の時計約100点が展示されている。このほか時計関係の資料や絵画などの奉納品も陳列されている。
当神宮は祭神の天智天皇が百人一首第1番の作者であることから、毎年1月初旬に近江勧学館で競技かるた名人位・クイーン位決定戦が行われ、選手たちのあこがれの場である。

みどころ
歴史は新しいが、約20万m2もの境内はうっそうとした樹木におおわれ、落ち着いた風情が漂う。拝殿からふり返ると眼前に琵琶湖が広がり、絶景である。参道を歩いているだけで、誰しもが心静かな気持ちに満たされる。
かるた大会開始前に、小倉百人一首巻頭歌ゆかりの近江神宮神座殿(かみくらでん)で、天智天皇の「秋の田のかりほの庵の苫をあらみわが衣手は露にぬれつつ」を読師が神前で朗誦し、采女装束を着用した4名の取姫が儀式的にかるたを取り「かるた開きの儀」が行われる。続いて近江勧学館において高松宮記念杯全国競技かるた大会が開催される。
かるた大会開始前に、小倉百人一首巻頭歌ゆかりの近江神宮神座殿(かみくらでん)で、天智天皇の「秋の田のかりほの庵の苫をあらみわが衣手は露にぬれつつ」を読師が神前で朗誦し、采女装束を着用した4名の取姫が儀式的にかるたを取り「かるた開きの儀」が行われる。続いて近江勧学館において高松宮記念杯全国競技かるた大会が開催される。
関連リンク | 近江神宮(WEBサイト) |
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参考文献 |
近江神宮(WEBサイト) 滋賀・びわ湖 観光情報(公益社団法人びわこビジターズビューロー)(WEBサイト)びわこ 『滋賀県の歴史散歩 上』滋賀県歴史散歩編集委員会 山川出版社 |
2025年04月現在
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