黒壁スクエアのシンボルである「黒壁一號館・黒壁ガラス館」は、低い鉄柵で囲まれた黒漆喰に白い窓枠のモダンな外観、内部は玄関上部が吹抜けの洋風建築で、明治時代のきめ細やかな職人芸術が随所に残っている。当時の趣きが残るレトロな空間を楽しみながら、ガラスのアクセサリー、 モダンなインテリア、おしゃれな食器、心に響くオルゴールなど、日々の暮らしを美しく楽しむ製品が揃う。2階では、季節のインテリアやデコレーションオルゴールの制作体験も開催される。
　北国街道沿いに続く古くから賑わいを見せていた町並みに、古建築を活用したガラスショップや工房、ギャラリー、レストランやカフェなどがあり、歴史情緒とオシャレな店々の雰囲気が溢れて、レトロでモダンな町歩きが楽しめる。吹きガラス、ステンドガラスやカットガラス、デコレーションオルゴールの制作体験など、ガラスに関連したさまざまな体験教室が開かれていることも魅力となっている。
　2023年7月からは、より一層ガラスの魅力があふれるガラスのテーマパークへと、黒壁エリアを段階的にリニューアル。新たなコンセプトを『ガラスマジックパーク』とし、風情ある街並みとガラス工芸の美が合わさった、美しいガラスの街へ進化を続けている。
　ガラスのかわいらしさや美しさを体感できるガラスのインスタレーション『花降る小径』の設置、「かわいいものにときめきたい」というニーズをガラス装飾によって叶え、心がときめく “大人かわいい” を提供するショップ「écrin エクラン」（écrin エクランはフランス語で“宝石箱”の意）や、人気の体験教室をよりガラス工芸の創造体験ができるよう洗練された拠点「ガラス体験アトリエ LUDIQUE （ルディーク）」（LUDIQUE ルディークはフランス語で“あそび心のある”の意）としてリニューアルオープンするなど、新たなスポットも登場している。