犬山祭
名鉄犬山遊園駅または犬山駅(西口)から徒歩15分、犬山城の麓にある針綱神社の祭礼である。 1635(寛永12)年から始まった祭礼で、4月第1土・日曜日に行われる。城下に大火があり、その翌年に復興祈願のために始められたとされる。
最初は、茶摘みの練り物と馬の塔を出していたが、名古屋東照宮祭の影響も受けながら形を変え、1641(寛永18)年、馬の塔が車山*(犬山では「やま」と呼ぶ)になり、やがて現在と同様の13町内が車山のうえでの人形からくりを奉納するようになった。
国の重要無形民俗文化財指定、ユネスコ無形文化遺産登録を受けた犬山祭は、祭りの当日、3層構造の車山(新町のみ船形)13輛が繰り出し、笛や太鼓に合わせてからくり人形を披露する。夜には各車山に365個の提灯が灯され、巡行する。
最初は、茶摘みの練り物と馬の塔を出していたが、名古屋東照宮祭の影響も受けながら形を変え、1641(寛永18)年、馬の塔が車山*(犬山では「やま」と呼ぶ)になり、やがて現在と同様の13町内が車山のうえでの人形からくりを奉納するようになった。
国の重要無形民俗文化財指定、ユネスコ無形文化遺産登録を受けた犬山祭は、祭りの当日、3層構造の車山(新町のみ船形)13輛が繰り出し、笛や太鼓に合わせてからくり人形を披露する。夜には各車山に365個の提灯が灯され、巡行する。
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みどころ
針綱神社前に13輌が並ぶ壮観な「車山ぞろえ」、人形からくり、車山に乗る子供連の華麗な金襦袢、道の辻で車山の進行方向をかえる勇壮な車切、神社前で180度方向転換する「どんでん」、提灯の明かりが夜桜に映える夜車山(よやま)の巡行などが、見所である。
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補足情報
*車山:犬山市文化史料館で車山に関する資料を展示、犬山祭の山車からくりを展示したIMASEN犬山からくりミュージアム玉屋庄兵衛工房、本町に車山蔵、車山展示館の「どんでん館」があるので、祭りに関してさらに詳しく知りたい人は訪れるとよい。
関連リンク | 針綱神社(WEBサイト) |
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参考文献 |
針綱神社(WEBサイト) 犬山祭(犬山祭保存会)(WEBサイト) 文化財ナビ愛知(愛知県)(WEBサイト) 犬山観光情報(犬山市観光協会)(WEBサイト) 『愛知県の歴史散歩 上』 愛知県高等学校郷土史研究会=編 山川出版社 |
2024年05月現在
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