日本モンキーセンターにほんもんきーせんたー

名鉄犬山線・広見線・小牧線犬山駅からバスで5分。
 日本モンキーセンターは、1956(昭和31)年に、サルに関する総合的な研究及び野生ニホンザルの保護を目的に、名古屋鉄道が出資して設立された。世界各国の霊長類50種以上約700頭が、地域別種別に展示・飼育されている。
 ワオキツネザルがいる「Waoランド」や、ボリビアリスザルのいる「リスザルの島」では、サルが放し飼いにされており、間近に観察することができる人気施設だ。ジェフロイクモザルが頭上の吊り橋をゆうゆうと渡っていく「モンキースカイウェイ」、フクロテナガザルが腕を使って移動する大きなウンテイ「ビッグループ」では、樹上でくらす野生でのかれらの姿を感じることができる。またフクロテナガザルは、1日に2~3回ほど大きな声で合唱し、その歌声は園内に響きわたり、人々は足をとめて見入ってしまう。
 毎日開催される「園内ガイド」では飼育員による動物のガイドを聞くことができる。土日祝には飼育員の仕事を体験できるイベントや、研究者の話を聞けるトークイベントなどが開催され、子どもから大人まで楽しむことができる。
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みどころ

アカオザルやバーバリーマカクなど国内の動物園では日本モンキーセンターでしか見られない霊長類がいる。国内最後の1頭もいるので、お見逃しなく。
 毎年12月の冬至から始まる、冬の風物詩「たき火にあたるサル」では、ヤクシマザルたちがたき火にあたる姿をみることができる。寒さをしのぐために、サルどうしが集まって団子になる「サル団子」もみどころ。
関連リンク 公益財団法人日本モンキーセンター(WEBサイト)
参考文献 公益財団法人日本モンキーセンター(WEBサイト)
あいち観光ナビ(一般社団法人愛知県観光協会)(WEBサイト)
『日本モンキーセンター』パンフレット

2024年06月現在

※交通アクセスや料金等に関する情報は、関連リンクをご覧ください。