加茂荘花鳥園
掛川市街の西郊、天竜浜名湖鉄道原田駅から東へ1.5kmにある。江戸時代からの古い庄屋屋敷*1が里山を背に白い土塀に囲まれて立ち、この屋敷の前庭の約1万m2の敷地には、ハナショウブ他、ハスやサイレンなどが栽培されている。
同屋敷では、花菖蒲は古くから厄除けとして作られていたと伝えられ、明治初期には門前に拡張して花菖蒲園を設けたという。第2次世界大戦中に一時縮小されたものの戦後に復活、拡張され、現在では、ハナショウブの伝統的な古花を保存しながら、ハナショウブはもとよりアジサイ、ダイヤモンドリリーなどの最新品種の育種に努め公開している。ハナショウブのみごろは、極早咲きの品種が開花する4月下旬頃から多様な品種が順次咲き競い、6月下旬頃まで楽しめる。
また、園内には3,000m2の温室もあり、品種改良、育種している草花を展示している。
同屋敷では、花菖蒲は古くから厄除けとして作られていたと伝えられ、明治初期には門前に拡張して花菖蒲園を設けたという。第2次世界大戦中に一時縮小されたものの戦後に復活、拡張され、現在では、ハナショウブの伝統的な古花を保存しながら、ハナショウブはもとよりアジサイ、ダイヤモンドリリーなどの最新品種の育種に努め公開している。ハナショウブのみごろは、極早咲きの品種が開花する4月下旬頃から多様な品種が順次咲き競い、6月下旬頃まで楽しめる。
また、園内には3,000m2の温室もあり、品種改良、育種している草花を展示している。

みどころ
趣きのある庄屋屋敷の前に水辺が配されており、木道を巡ってのハナショウブの鑑賞には風情がある。
また、同時期に見頃を迎えるアジサイも、品種改良・育種された多彩な形や色調の花を楽しむことができる。温室では、インパチェンスなどのハンギングフラワー、アジサイをはじめ、大輪の球根ベゴニア、フクシア、エンゼルトランペットなど、様々な花が四季折々に色鮮やかに咲き競っている。
また、同時期に見頃を迎えるアジサイも、品種改良・育種された多彩な形や色調の花を楽しむことができる。温室では、インパチェンスなどのハンギングフラワー、アジサイをはじめ、大輪の球根ベゴニア、フクシア、エンゼルトランペットなど、様々な花が四季折々に色鮮やかに咲き競っている。

補足情報
*1 庄屋屋敷:ハナショウブ園の中央東側に位置する庄屋屋敷「加茂荘」は、江戸中期1773(安永2)年に建築されたもの。加茂家当主は慶長期(1596~1615年)以来、当地、桑地村で代々五郎右衛門(明治以降は五郎平)を名乗り庄屋を務めていた。加茂家は大地主でもあり、江戸末期の1848(嘉永元)年に作られた遠江国長者番付にも名を連ねている。
関連リンク | 加茂荘花鳥園(WEBサイト) |
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参考文献 |
加茂荘花鳥園(WEBサイト) 掛川観光情報(WEBサイト) 国文学研究資料館(WEBサイト) |
2023年10月現在
※交通アクセスや料金等に関する情報は、関連リンクをご覧ください。