針ノ木岳
後立山連峰*の南端にあり標高2,821m、重量感のある整ったピラミッド型の山容である。山頂の東にはかつて信州と越中を結んだ針ノ木道*が通る針ノ木峠があり、北面は大雪渓で東に蓮華岳がそびえている。
黒部湖を隔てて立山連峰や五色ケ原と対峙する。
登山ルートは扇沢から針ノ木雪渓を登り、針ノ木峠経由の東側ルートと、黒部湖から針ノ木谷、針ノ木峠経由の西側ルートがある。
黒部湖を隔てて立山連峰や五色ケ原と対峙する。
登山ルートは扇沢から針ノ木雪渓を登り、針ノ木峠経由の東側ルートと、黒部湖から針ノ木谷、針ノ木峠経由の西側ルートがある。
みどころ
後立山南部の雄峰、ピラミッドの美しい山容で展望の広大な山。特に立山連峰と黒部湖の大パノラマが展開する。
針ノ木雪渓は日本でも有数な大雪渓で夏の間は直登でき快適である。
黒部湖を挟んだ五色ヶ原から針ノ木岳の美しいピラミッドが望め、特に明け方のシルエットが見事である。(林 清)
針ノ木雪渓は日本でも有数な大雪渓で夏の間は直登でき快適である。
黒部湖を挟んだ五色ヶ原から針ノ木岳の美しいピラミッドが望め、特に明け方のシルエットが見事である。(林 清)
補足情報
*後立山連峰:北アルプスの主要な連峰のひとつで、富山と長野の県境に連なる連峰。北は白馬岳から、南は針ノ木峠付近まで。
*針ノ木道:針ノ木峠から黒部に下り刈安峠・ザラ峠から立山温泉へ出る。戦国時代、越中にいた佐々成政は秀吉と対立、家康をたよって冬の針ノ木越えを行ったと伝えられる。
*針ノ木道:針ノ木峠から黒部に下り刈安峠・ザラ峠から立山温泉へ出る。戦国時代、越中にいた佐々成政は秀吉と対立、家康をたよって冬の針ノ木越えを行ったと伝えられる。
関連リンク | 信濃大町なび(一般社団法人大町市観光協会)(WEBサイト) |
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参考文献 |
信濃大町なび(一般社団法人大町市観光協会)(WEBサイト) 「信州山岳ガイド」(信濃毎日新聞社)(WEBサイト) 「甲信越百名山」 大和渓谷社 「信州ふるさと120山」 信濃毎日新聞社 |
2022年09月現在
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