栂池高原
白馬連峰の北東部にある乗鞍岳(2,437m)の山腹一帯、標高1,000~2,000mの広い地域をいう。スキー場のある山麓部の親ノ原一帯は、白馬三山を背景に湿原が広がり、明るい高原風景が展開する。上部はブナ・ツガ・シラビソの深い原生林の中に神の田圃*、栂池自然園などの高層湿原が点在している。
栂池自然園まではゴンドラリフトとロープウェイを乗り継いで1時間程度で到達できる。栂池自然園内は1時間~4時間程度の周遊する遊歩道があり、体力に応じて、それぞれ高層湿原・高山植物、山岳景観が楽しめる。
栂池自然園まではゴンドラリフトとロープウェイを乗り継いで1時間程度で到達できる。栂池自然園内は1時間~4時間程度の周遊する遊歩道があり、体力に応じて、それぞれ高層湿原・高山植物、山岳景観が楽しめる。
みどころ
スキー場からは爺が岳から五竜岳、白馬三山の景観が望め、ゴンドラリフトに乗るとこれらの山岳景観に加え、雨飾山から戸隠連山、浅間山までのパノラマが広がる。また、9月下旬~10月上旬はゴンドラリフトなどから三段紅葉が見られ、山頂部は雪で白く、山腹は紅葉、山麓部は緑のままと、三段の帯が美しい。
ロープウェイ山頂部から少し登った所にビジターセンターがあり、自然園の入口となっている。ここは総合案内でもあり自然の美しさの資料が展示されていて、まずはここで全体の把握をしてからスタートしたい。この先には高層湿原が1,900mから2,000mにかけて階段状に広がり、乗鞍岳から白馬岳までの山岳が目の前にそびえ、湿原の美しさと山々の迫力が目に映える。
遊歩道がミズバショウ湿原、ワタスゲ湿原、浮島湿原、展望湿原へと続き、周遊して景観を楽しむことができる。(林 清)
ロープウェイ山頂部から少し登った所にビジターセンターがあり、自然園の入口となっている。ここは総合案内でもあり自然の美しさの資料が展示されていて、まずはここで全体の把握をしてからスタートしたい。この先には高層湿原が1,900mから2,000mにかけて階段状に広がり、乗鞍岳から白馬岳までの山岳が目の前にそびえ、湿原の美しさと山々の迫力が目に映える。
遊歩道がミズバショウ湿原、ワタスゲ湿原、浮島湿原、展望湿原へと続き、周遊して景観を楽しむことができる。(林 清)
補足情報
*神の田圃:一番下にある小さな湿原。オオシラビソの林に囲まれたなかに池塘が散在し、6月には水芭蕉が見られる。
関連リンク | 長野県小谷村の観光(一般社団法人小谷村観光連盟)(WEBサイト) |
---|---|
参考文献 |
長野県小谷村の観光(一般社団法人小谷村観光連盟)(WEBサイト) 栂池自然園(WEBサイト) 「中部山岳国立公園栂池自然園」パンフレット 一般社団法人小谷村観光連盟 「栂池湿原」パンフレット 林野庁 |
2022年09月現在
※交通アクセスや料金等に関する情報は、関連リンクをご覧ください。