にし茶屋街
ひがし茶屋街、主計町茶屋街と並ぶ金沢三茶屋街のひとつ。茶屋街のエリアはそれほど広くないものの、約100mのメインストリートには出格子の茶屋建築が連なり、江戸時代の面影を色濃く残している。にし茶屋街では現役の茶屋も多く、芸妓さんも活躍している。茶屋の跡地に建つ「金沢市西茶屋資料館」は見どころのひとつ。隣接する木造の洋風建築で芸妓衆の稽古場と事務所を兼ねた「西検番事務所」も近代建築遺産としても興味深い(通常非公開)。北陸随一の繁華街、片町からも近く、金沢三寺院群のひとつで「妙立寺」(忍者寺)のある寺町寺院群や医王山系の山々を望む犀川河畔など、散策スポットも周辺に展開する。
みどころ
出格子が美しい2階建ての茶屋建築に老舗割烹が軒を並べ、趣のある街並みが残されている。夕暮れ時になると、和装の芸妓が街を歩き、家並みからは三味線の音色も流れて、伝統文化の雰囲気が味わえる。
金沢市西茶屋資料館は、茶屋をリニューアルした文化施設で、大正期に代表作「地上」が人気となりベストセラー作家として活躍した島田清次郎(かつて、にし茶屋街に居住)の展示に加え、お茶屋の座敷を再現した建物を観光ボランティアガイドが無料で案内してくれる。
メインストリートには、かつての茶屋を和モダンに改装したショップやカフェもあり、土産品や和菓子などのショッピングも楽しめる。
金沢市西茶屋資料館は、茶屋をリニューアルした文化施設で、大正期に代表作「地上」が人気となりベストセラー作家として活躍した島田清次郎(かつて、にし茶屋街に居住)の展示に加え、お茶屋の座敷を再現した建物を観光ボランティアガイドが無料で案内してくれる。
メインストリートには、かつての茶屋を和モダンに改装したショップやカフェもあり、土産品や和菓子などのショッピングも楽しめる。
補足情報
*2019(令和元)年7月、近隣の寺町に「谷口吉郎・吉生記念 金沢建築館」がオープンした。谷口吉郎は、東宮御所(現・赤坂御所)などを手がけた建築家。氏の住居跡(かつては九谷焼の窯元)に、国際的に知られる子息谷口吉生氏による設計で建てられた。
関連リンク | 金沢旅物語(一般社団法人金沢市観光協会)(WEBサイト) |
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参考文献 | 金沢旅物語(一般社団法人金沢市観光協会)(WEBサイト) |
2023年08月現在
※交通アクセスや料金等に関する情報は、関連リンクをご覧ください。