立山地獄谷の温泉
立山地獄谷は、立山・室堂平の北方約1km、標高2,300mに位置する高所の噴気地帯として知られている。弥陀ヶ原火山の約4万年前以降の火山活動によってみくりが池などと共に形成された。以前は谷の内側に山小屋があったが、火山性ガスの危険のために閉鎖された。現在は周囲にある「みくりが池温泉」、「らいちょう温泉雷鳥荘」、「雷鳥沢温泉(2軒あり)」の山小屋で入浴できる。
弥陀ヶ原火山は今も活動を続ける活火山で、室堂平の地獄谷やみくりが池、立山カルデラの新湯・刈込池は水蒸気爆発の火口跡である。中でも地獄谷は、火山ガスの噴出する硫黄の塔や、熱湯が沸き立つ池、漂う硫黄臭など、不気味ともいえる景観が周囲に広がっている。
弥陀ヶ原火山は今も活動を続ける活火山で、室堂平の地獄谷やみくりが池、立山カルデラの新湯・刈込池は水蒸気爆発の火口跡である。中でも地獄谷は、火山ガスの噴出する硫黄の塔や、熱湯が沸き立つ池、漂う硫黄臭など、不気味ともいえる景観が周囲に広がっている。

みどころ
付近一帯では、亜硫酸ガスや硫化水素ガス、水蒸気が噴き出し、一木もないという荒々しい地肌を見せ、凄まじい地獄風景を見せている。地獄谷を源泉とする「みくりが池温泉」は、標高2,410mにある高所の天然温泉で、無加水・無加温、男女別の展望内湯が一つずつある。白濁のお湯からは硫黄の香りが立ち上り、山歩きの疲れを癒してくれるだろう。
関連リンク | 富山県立山カルデラ砂防博物館(WEBサイト) |
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参考文献 |
富山県立山カルデラ砂防博物館(WEBサイト) みくりが池温泉(WEBサイト) 雷鳥沢ヒュッテ(WEBサイト) 雷鳥荘(WEBサイト) 『立山地獄谷』立山カルデラ砂防博物館 |
2025年03月現在
※交通アクセスや料金等に関する情報は、関連リンクをご覧ください。